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神隠し

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神隠し

1 - 神隠し

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41

2019年11月02日

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拓也

なぁなぁ、知ってるか?

美咲

知ってるって、何が?

拓也

あれだよあれ!最近噂の・・・

美咲

あ〜あれの事でしょ?

美咲

山で神隠しにあったってやつでしょ

美咲

でも、それがどうかしたの?

拓也

いやぁ、それがな・・・

拓也

クラスの奴らもその神隠しにあったっていうんだよ!

美咲

・・・え?

美咲

本当に!?

美咲

っで、それは誰なの?

拓也

あいつだよ、いっつも隅で本読んでた奴だよ!

美咲

あ〜・・・もしかして誠君?

拓也

そうそう、そいつ!

拓也

そいつが最近変わったからさぁ、なんかあんのかなぁって

美咲

変わったて、何が?

拓也

いやだって、あいつ前まで大人しかったのに

拓也

最近めちゃくちゃはしゃいでいるからさぁ・・・

美咲

言われてみれば、確かにそうかも・・・

拓也

だろ!?なんていうかさ、なんかこう・・・

拓也

別人みたいっていうかさぁ・・・

拓也

っで、それで気になって休みの間になんかあったか
聞いてみたらさぁ・・・

美咲

神隠しにあっていたと・・・

拓也

そう!そういう事だよ!!

拓也

だから俺達『オカルト研究部』で、

拓也

それについて調べようかと思ってな♪

美咲

ふ〜ん・・・

美咲

確かに気になるけど、私は却下よ・・・

拓也

え〜・・・何でだよ・・・

美咲

まず、めんd・・・じゃなくて

美咲

忙しいから無理なの!

拓也

いやお前、めんどくさいだけだろ・・・

美咲

本当なら私も行きたいけどさぁ・・・

美咲

ごめんねぇ、私忙しいから♪

美咲

それじゃあねぇ〜

そう美咲が言うと、拓也はため息をついた

拓也

・・・

拓也

これに一緒に行ってくれたら今人気のパフェ奢るのになぁ・・・

美咲

・・・その話、詳しく聞かせてくれる?

拓也

・・・

拓也

(相変わらず、ちょろいなぁ〜)

そう思う拓也なのであった・・・

拓也

・・・じゃそう言う事で、明日の夜7時に駅前集合なぁ

美咲

はいは〜い、分かった〜

美咲

あと、これが終わったらパフェ忘れないでよ!

拓也

はいはい、分かってるよ〜

拓也

それじゃ、また明日なぁ〜

美咲

またねぇ、おやすみ〜

拓也

おやすみ〜

ピロン♪

拓也

はぁ〜何とか行けそうではあるけど、

拓也

これで財布すっからかんかぁ・・・

拓也

今月、これで持つかなぁ・・・

と、1人で考える拓也であった・・・

午後6時57分頃 駅前

拓也

もうちょいで7時か・・・

拓也

(誘っておいてなんだが、こっちとしては来ない方が良いな・・・)

拓也

(その方が財布を守れるし・・・)

と、拓也が考え込んでいると・・・

美咲

お待たせ〜拓也は今来たところ?

拓也

・・・

拓也

(来てしまったか・・・さらば野口英世、また来月・・・)

美咲

ん?どうしたんだ?

拓也

・・・いや、何でもない・・・

拓也

さっさと行くぞーー

美咲

おぉ〜!

それから2人駄弁りながら歩いていると・・・

拓也

ここが例の山かぁ・・・

拓也

なんか、いかにもって感じの雰囲気だな・・・

美咲

あれ〜?もしかして拓也、ビビってんの〜?

拓也

いや、ビビってはねーよ・・・

美咲

またまた〜本当は怖がってるくs・・・

バキッ・・・

美咲

いやぁぁぁ!!!

美咲

何?幽霊?何なの!?

拓也

・・・

拓也

(本当に見てて飽きない奴だなぁ・・・)

それから2人は、山の奥へと入っていった・・・

山の中はほとんど明かりがなく、前も後ろも分からない状態だった

美咲

ねぇ〜・・・まだ着かないの?

拓也

落ち着け・・・もうちょっとだから

美咲

(ホッ・・・)

拓也

・・・多分

美咲

いやそこは確証を持ってよ〜・・・

などと雑談をしている間に、山の奥の方に着いていた

拓也

ここかぁ・・・山の奥は・・・

美咲

ねぇ、そろそろ帰ろうよ〜・・・

拓也

今着いたばっかりなんだから、もうちょっと見て行こうぜ・・・

美咲

え〜・・・そんな・・・

拓也

・・・

拓也

パフェ食べれなくても良いのか?

美咲

・・・

美咲

そうだね!来たばっかりだしもうちょっと見ないとね!

拓也

・・・相変わらずだなぁ〜

などと話していると・・・

ハハッ・・・ハハハハ

どこからか笑い声が聞こえてきた

拓也

ん?

拓也

美咲、今笑ったか?

美咲

いいや?私は笑ってないけど・・・

拓也

でも今、確かに誰かが笑ったんだよなぁ・・・

美咲

拓也の気のせいじゃない?

拓也

そうかなぁ・・・

拓也

まぁいいや、結構ここら辺は見たし・・・

拓也

そろそろ帰るか、美咲!

美咲

・・・

拓也

ん?美咲?

拓也

おーい何でこんな所で寝てんだ?

拓也

こんなとこで寝てたら風邪引くz・・・

拓也

はy・・く起きr・・・

そこで俺の意識は途切れた

気が付くと俺は、ベッドの上にいた

拓也

・・・

拓也

・・・ん?

拓也

あれ・・・俺は一体・・・

美咲

あ〜良かった〜目を覚まして・・・

拓也

あれ?美咲、俺達山に行ってたんじゃ・・・

美咲

ん?

美咲

何言ってるの?

拓也

・・・え?

美咲

私達さっきまで一緒に買い物行ってたんだよ?

拓也

そう・・だっけ?

美咲

そうだよ!でもその途中で急に拓也君が倒れたんだから・・・

拓也

そうなのか・・・

美咲

寝ている時うなされてたし、悪夢でも見たんじゃない?

拓也

そっか、さっきまでのは夢か・・・

拓也

ん?

美咲

どうしたの?

拓也

(待てよ、さっき美咲は俺の事なんて呼んでた?)

拓也

なぁ美咲1つ聞いてもいいか?

美咲

何?

拓也

いっつも美咲、俺の事何て呼ぶっけ?

美咲

え?何でそんな事聞くの?

拓也

いや、なんとなく・・・

美咲

ふ〜ん・・・まぁいいけど、

美咲

私はいっつもこう呼んでるよ!

美咲

・・・
拓也君♪

拓也

え?

はるぽん

どうも!はるぽんで〜す

はるぽん

皆さんはこういった体験したことありますか?

はるぽん

僕は無いんですよね〜・・・

はるぽん

でも、もしもこういった事が起こったら・・・

はるぽん

周りの人に注意してみて下さい・・・

はるぽん

別人に変わってるかも知れませんから・・・

はるぽん

もしかしたら、あなたも偽物かもね♪

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