気雨
は〜……、暇やなぁ…。
雪寧
姉様ッッ!
なんや、えらい元気な声やな。
気雨
ん………?あぁ、雪寧。
どしたんじゃ?
どしたんじゃ?
雪寧
いえ、姉様がいたので来ただけですッ!
気雨
そーかいw
雪寧も飽きんなぁ。
気雨
…雪寧、こっちきい?
雪寧
?ッはい!!
雪寧はちょこんと妾の隣に座る。
気雨
……妾の方みとき。
雪寧
ッッへ??
雪寧の顔が近付く、まぁ妾が寄ったんじゃけど。
雪寧
姉様ッちかッ…//
顔赤いの、熱でもあるんか。
気雨
……ん、取れたで。
気雨
頭にゴミついとんの気付かんのw
気雨
可愛らしいわぁ?w
雪寧
姉様ぁッ……からかわないでください、恥ずかしいんですから…ッ///
気雨
すまんのw
気雨
可愛ええのはほんまじゃけどな。
雪寧の頭を撫でる。
ふわふわしたパステルカラーで、2つ結びの髪が妾はとてつもなく好きなんじゃ。
雪寧
……姉様も可愛らしいですッ//
気雨
はいはい、あんがと。
気雨
…雪寧、右の結び目おかしなっとるよ。
なおしたるで。
なおしたるで。
雪寧
あ、ありがとうございます!
気雨
雪寧の綺麗な髪がだいなしじゃ。
雪寧
姉様も綺麗じゃないですか!ふわっとしていて、色も綺麗で、姉様じゃないと似合わない髪を持っていますよ!
気雨
ええて、そんな言わんでもw
相変わらず妾を褒めるのが上手いわぁ。
雪寧
ッッ……姉様。
気雨
ん〜?
チュッ
気雨
ッ……どしたん?
急に髪に口付けすな、驚くじゃろ。
雪寧
私は姉様の髪がとても愛しいです。
誰にも触らせたくありませんし誰にも見せたくありません。
誰にも触らせたくありませんし誰にも見せたくありません。
雪寧
ですがこの髪以上に姉様を愛しています。
雪寧
この髪が似合う人はどこを探しても姉様しかいません、姉様だけは本当に何を身につけても何をしても似合います。
雪寧
姉様は誰より1番美しいです、そして姉様を誰より1番に愛しています。
雪寧
私の愛を受け入れてくれるのは姉様だけなのです。
雪寧
そうでしょうッッ…姉様ッ………ッ。
雪寧は異常なほど妾を愛しとんのじゃ。
妾に近付く輩は皆脅しとった。
何が雪寧をここまでにさせたんか知らんけど……妾は満足じゃ。
気雨
分かっとるよ。
雪寧には妾、妾には雪寧しかおらんのじゃ。
雪寧には妾、妾には雪寧しかおらんのじゃ。
気雨
妾達は妾達がおらんと生きていけん、それくらい自分でも苦しいほどわかっとる。
死ぬまで一生妾達は離れられん。
死ぬまで一生妾達は離れられん。
雪寧
私は姉様を愛しています。
それは姉様も同じなのを、私はしっかりと理解しています。
それは姉様も同じなのを、私はしっかりと理解しています。
気雨
妾も同じじゃ、雪寧が妾を愛しとるのを分かっておる。
愛しとるぞ、雪寧。
愛しとるぞ、雪寧。