五条悟
夏油傑
座り込んで壁に背を預ける夏油と見下ろして話す五条。 夏油は一切〇〇の方を見ない。
夏油傑
夏油傑
五条悟
五条悟
五条悟
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油が投げたそれを五条が受け取る。 それは小学校で落とした乙骨の学生証だった。
五条悟
夏油傑
五条悟
そしてやっと〇〇の方を見る夏油。 〇〇は俯いたまま何も言わない。
すると夏油が優しく名を呼んだ。
夏油傑
蝶野〇〇
走った〇〇は勢いよく夏油に抱き着く。 返り血がついたって気にしない。
たった1人の大好きな人だから。
蝶野〇〇
夏油傑
夏油の胸に顔を埋める〇〇の背に左手を回す夏油。 ギュッと力を込めるがそれが弱々しく、 この命はあと少しの灯火なんだと実感させられる。
何度も何度も繰り返し名を呼ぶ〇〇。 ボロボロと流れる大粒の涙を 夏油が一度〇〇を起こさせ、拭った。
夏油傑
蝶野〇〇
涙を拭う夏油の手を〇〇が握る。 〇〇と夏油の視線が交わった。
優しく微笑む夏油は呪詛師の彼ではなく あの時の、昔の大好きな彼に戻っていた。
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
蝶野〇〇
蝶野〇〇
夏油傑
夏油は〇〇の頬を親指で優しく撫でてそう微笑むと、 〇〇もニコッと笑った。
それは取り繕った微笑みでは無い、 忘れかけていた昔の〇〇の眩しい笑顔だった。
五条悟
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
夏油傑
五条悟
五条悟
夏油傑
夏油傑
夏油傑
バシュッ
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