テラーノベル
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僕は抗ってみた。
森とは逆方向に走った。
人がいっぱい居たけど、もうそんなのどうでも良かった
休憩してると誰かが来た
警察
警察
警察
何も分からなかったの
警察
警察
なにか話してるんだろうとは思う……
でも、何もわかんなかった……
警察
腕を引っ張られた
咄嗟に振り払って、走った
警察
警察
わけも分からず、おいかけられた
僕は走り続けた
苦しい……
息が苦しい……
足が痛い…
辛い…
辛い…
辛い。
気付けば夜になってた
足が痛くて、動けなかった。
目の前の木がでかくて、怖い形してて、
怖かった。
ピーを置いて来ちゃったから、寂しくなっちゃったの。
なんでかわかんないけど、僕は5歳の時から静かに泣くことができた。
……あ、思い出した。
捨てられる前の記憶……
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