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井上 一真

不在着信

不在着信

今日は4月6日

6時15分22秒

俺の、佐山翔のケータイが部屋に鳴り響く

俺はまだ布団の中だというのに誰だよこんな時間に電話してくる奴、、、、

井上 一真

不在着信

不在着信

カレンダーの通知音がしたので

俺は布団から起き上がってケータイを見る。

井上 一真

起きてる?

こいつは井上一真(いのうえ・かずま) 俺のいとこで、1年下のやつだ。

佐山翔

今起きた
朝からなんだ?

井上 一真

お誕生日おめでとう!

佐山翔

あ、ありがとう

井上 一真

今日をずっと待ってたんだ!

佐山翔

ああ、中学生活初日だもんな

入学式といっても自分自身の入学式ではない。

俺の1個下の奴らの入学式。

俺は今日から中学二年生と言うわけだ。

井上 一真

うん!

井上 一真

今日は、入学式終わったらおじいちゃんたちも揃ってお寿司食べに行くらしいよ

佐山翔

そうなのか。
え、、、、俺も参加しないといけない?

井上 一真

そういうことになっているけど、、、、

井上 一真

翔君って甲殻類、軟体類、貝類アレルギーだもんな、、、、

佐山翔

ああ

佐山翔

佐山翔

すごく言いずらいけど

井上 一真

言っていいよ

井上 一真

あのじぃーさんだろ?

佐山翔

ああ。

あのじぃーさんとは、俺の祖父の弟。 嫌がらせをしてくる。

井上 一真

無理こなくてもいいんじゃないか?

井上 一真

無理しない方がいいよ

佐山翔

でもな

佐山翔

俺の妹が一真の妹と会いたがってるからな、、、、

井上 一真

妹のことより命の方が大事だよ

井上 一真

優しすぎないか?

佐山翔

でもな

佐山翔

妹の事って考えないか?

佐山翔

上手く言えないけど

井上 一真

分かる

井上 一真

可愛いわけではないけど。

井上 一真

井上 一真

上手くいえないな

佐山翔

まあ、兄だからな

佐山翔

そういうようにできているんだろ、、、、

佐山翔

多分

佐山翔

自分の命は自分で守るから

佐山翔

気にしないで

井上 一真

いやいや

井上 一真

後輩だけど

井上 一真

無力かもだけど

井上 一真

たよってね

佐山翔

ああ。ありがとう。

お兄ちゃんーーーー!朝ごはんだよーーー!!!!

下の階から妹の高い声が聞こえる。

はーい。と眠たそうに俺は返事する。

佐山翔

もう朝ごはんらしい

佐山翔

これでバイバイだな。

井上 一真

学校で会えたらね!

佐山翔

寿司の時会うだろう(笑)

井上 一真

学校で会ったら声かけてね?!

佐山翔

気が向いたらな

井上 一真

リビングにて

今日の事なんだけど、、、、

佐山翔

ああ。一真から聞いた。

そう、、、、

最悪私と美琴(妹)だけで行くわよ

行きたくないなら言って

佐山翔

父さんは?

仕事よ。

来れないみたい

佐山翔

そうか。

佐山翔

行くよ

佐山翔

一真とも話したいし

、、、、

そう。

、、、、

佐山翔

母さんは行かないで欲しいのか?

あ、いやそういう事じゃないんだけど、、、、

あの人に嫌がらせされているんでしょ?

母として守らなきゃって。

こんなこと言ってる母なんて弱いわよね

ごめんなさい

佐山翔

大丈夫だよ。

佐山翔

俺は一真と一緒にいるから。

佐山翔

母さんは、母さんの妹としゃべりなよ

佐山翔

竹井からメールきたからもう靴はくわ。
あと母さんは弱くないよ。

佐山翔

ごちそうさま。

ありがとう。
気をつけてね。

佐山翔

うん。

竹井

よお!友よ!

佐山翔

なんだよ。その言い方(笑)

竹井

だって二日ぶりだからよお~

佐山翔

二日前に遊んだだろ(笑)

竹井

うんまあ。

竹井

そうだけど、、、、

竹井

そんなことより!今日初めての後輩がくるんだぞ!

竹井

可愛い子来るかなぁ?

佐山翔

そ、そうだな。

佐山翔

(そういえば、、、、あいつ、、、、くるかな、、、、)

ふと、俺はあの日を思い出す。

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一章はまだまだ続きます!!!!

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