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仲間なんて、存在しないと思ってたー。

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仲間なんて、存在しないと思ってたー。

10 - 皆が笑っていられる日々を作りたいだけなのに...

♥

40

2024年10月14日

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謙杜、俺、決めたよ?

どんな、ことでも、受け止める。

どんなに、きついことを受けても、受け止める。

みんなで、一緒に幸せな日々を、作り出そ?

けど、藤原さんが俺に対するいじめは酷くなる一方だった。

道枝駿佑

流星くん、!!!!

大西流星

あ、みっちー。
どうしたん?

道枝駿佑

この先に行ったら駄目!!

大西流星

なんで?

道枝駿佑

だめ...だから...
痛い思いして欲しくない...

大西流星

うん、分かったよ?

そう言って、みっちーは、俺の場を去った。

時々、みっちーは、藤原さんが何を仕掛けてくるか 教えてくれている。

けどな?俺は、痛くたとしても、死ぬかもしれなくても、 藤原さんが、してる事に立ち向かっていくよ?

今だって、どうせ、針とか持って待ってるんやろ? やから、痛い思いして欲しくないって言ったんや

けど、俺は、向かうよ?藤原さんのところに。

痛くても、覚悟してるから。

大西流星

ふぅ...、

大西流星

行くか...

俺は、息を吐くように小さな声で呟いた。

あれ...?藤原さん、何も持ってない、?

シュッ!

大西流星

ッ...、!?

何...、?、

い、痛い...、何が、起こったの...?!

道枝駿佑

流星くん...?!
来たらだめって、
言ったじゃないですか!!
なのに、なんで...!!

大西流星

み、っち、何、が、
起こっ...、た、の、...?

藤原丈一郎

プハハハハ刺されてやんのw
これで、邪魔が
いなくなったわw

刺された...、?

も...もしかして...、俺、...包丁で...、嘘でしょ...、?

道枝駿佑

流星くんっ...!なんで...、
来たんですか...駄目って
言ったのに...、ッ...、
なのにッ...、

あぁ...、、そっか...、みっちーは、...俺を助けてくれたんや...、

刺されることを、知ってたから...、

俺...、ここで終わっちゃうのかな...、

藤原さんとも...、みんなとも、話せずに、 この世を去るのかな...、ッ...嫌だよ...、ッ...

道枝駿佑

流星くんッ...答えてよ...ッ...

大西流星

み...、ち...、..........

道枝駿佑

ッ...流星くん...ッ、!
流星くんッ、!
ねぇ、返事してよ...ッ...!

意識が、遠くなってく...、

俺...、死ぬんや...、

結局、謙杜も、助けられんかった...、

最低やな...、もっと...、楽しみたかったな...、

俺として、生きられるこの瞬間を...

ピーポーピーポー🚑

道枝駿佑

流星くんッ...

長尾謙杜

みっちーッ...!!ハァ...ハァ...

道枝駿佑

...長尾...ッ...

長尾謙杜

流星くんはッ...、!

道枝駿佑

今...、手術してる...、

西畑大吾

嘘、やろ...、

道枝駿佑

大吾、くん...?

西畑大吾

嘘やッ...、このまま、
終わるなんて...嫌やッ......

道枝駿佑

大吾くん...、

大橋和也

俺も...、嫌やッ......
流星には、酷いことッ...
たくさんしてきた...ッ...
やけど...ッ...

高橋恭平

...、俺ら...、最低や...、
メンバーやのに...ッ...

道枝駿佑

みんな...、

このまま...、俺と、流星くんは、終わるんやろうか...

ずっと...、ずっと...、助けるって、決めてたのにッ...

幸せにするって...決めたのに...、ッ...

俺のせいで...、流星くんはッ...

道枝駿佑

俺のせいでッ...
流星くんはッ...、

道枝駿佑

ウッ...ッ...

その日は結局、流星くんは、目を覚まさなかった。

それから、3ヶ月後..........

道枝駿佑

流星くん...、

俺は、毎日、毎日、欠かさず、流星くんの病室に向かった。

道枝駿佑

手術は、成功したのに...、

道枝駿佑

目、覚ましてよ...、

長尾謙杜

みっちー、!

道枝駿佑

あ、長尾...、
それに、みんな...、

西畑大吾

まだ、
目、覚めてないんや...、
覚めてや...、流星...、

大橋和也

りゅちぇ...、俺ら、
りゅちぇのこと...
嫌いやなかった...、
だから、...目覚めてや...、

高橋恭平

流星くん...、

大西流星

..........

道枝駿佑

流星くんッ...!!!!
お願いだから...、
目を覚ましてッ...!!!!

長尾謙杜

、みっちー...

俺が、どんなに願ったって、流星くんは、目覚めなかった...。

俺のせいで...、流星くんはッ...

なんで...、なんでなのッ...

俺は、誰よりも身近で いろんな流星くんを見てきたつもりだった...、

けど、流星くんは、いつも、俺の前では、笑顔を作って、 話してくれてた...どんなに辛くてもッ...!

そんな、愛おしくて、可愛くて、頑張り屋な、そんな君を... 流星くんを...ッ助けようと、決めたのに...、

そのまま、終わるなんて、嫌やッ......、

俺の、気持ちを、流星くんに伝えたいよ...ッ、

だから、目を、覚ましてッ...、

流星くんッ......、

結局、その日は、流星くんが目を覚ますことはなかった。

道枝駿佑

流星くんッ...、

道枝駿佑

もう、嫌やッ......、

道枝駿佑

俺、流星くんのいない
世界でなんて、
生きていけないよッ...

俺は、毎日、流星くんに語りかけるように話し続けた。

~夢の中〜

道枝駿佑

ン、ッここは...、?

大西流星

みっちー!

後ろから、俺の愛しの可愛らしい声が聞こえてきた。

道枝駿佑

流星くん...ッ...?!

大西流星

なんで、そんなに
ビックリしとるんよ笑

道枝駿佑

だってッ...だってッ...

大西流星

...、ごめんな...、

道枝駿佑

え...?、

大西流星

俺さ、もっと、
みんなと話すことが
できたなら、どんなに
幸せなんだろうって
ずっと考えてたんだ...、

道枝駿佑

え、?

大西流星

俺...、
こんなんだからさ、誰も
話したくないんやろうな
ってそれくらい
分かっとった...、

道枝駿佑

流星くん...、
それは違うよ、?
みんな、流星くんの事
待ってるよ、?

大西流星

え、?みんなが...、?

大西流星

なんで...、俺なんかをッ...

道枝駿佑

俺なんかじゃない、
流星くんは、
凄く、頑張ってた。
俺、知ってるよ?どれだけ
一人で乗り越えてきたか。

大西流星

みっちー...

道枝駿佑

だから、...目を覚まして...、
みんな、...みんなで...、
待ってるから...ッ、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

道枝駿佑

ッ...ハァ...ハァ...、

夢に...、流星くんが出てきた...、

...、きっと...、流星くんも、苦しみながら、頑張ってるんや...、

だから、ちゃんと、待っていてあげないと...、 流星くんが目覚めるまで...、

流星くん、?俺、いつまででも、待つから。

だから、焦らなくても、大丈夫だよ?

仲間なんて、存在しないと思ってたー。

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