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ちーちゃん
オリキャラ注意⚠️ 下手です 恋愛感情あります
エンデヴァー事務所でのインターン4日目。 午前の訓練が始まる前、轟は昨日の“水の暴走しかけた千夏”のことが頭に残っていた。 千夏はいつも通り明るく挨拶していたが、どこか慎重な空気が混ざっている。
轟焦凍
轟は静かにそう声をかける
千夏は少し驚いたように瞬きをした。
夏野千夏
その笑顔はいつもより少しだけぎこちない。 轟には、それが“無理してる合図”だとすぐ分かった。
午前:個性コントロール特訓
エンデヴァーが指示を出す。
エンデヴァー
千夏の水流は、昨日の暴走まではいかないが、強さにムラがあった。 轟は安全に支えるため、自分の氷で“水の通り道”を作ってやる。
エンデヴァー
千夏は必死に集中していた。 水流はふらつきながらも、徐々にまっすぐ通り始める。
夏野千夏
千夏の表情がぱっと明るくなった。 轟はそれを見て、思った。
轟焦凍
言葉にはしなかったが、胸の奥に“静かな尊敬”が積み上がる感覚があった。
休憩時間
休憩のベンチで、千夏がペットボトルの水を飲みながらうつむいた。
夏野千夏
自分で気づかないうちに、千夏の頬はほんのり赤くなる。 そんな彼女の様子を、轟は冷静に観察していた。 彼は恋愛のことは詳しくないが、ただ一つだけ分かった。
轟焦凍
考えつつも、表には出さず落ち着いた声で言う
轟焦凍
千夏は慌てて手を振る。
夏野千夏
その様子を見て、轟はまた静かに考える。
轟焦凍
午後:高度コントロール練習
千夏の水の「形」を作る練習。 球、帯、水の刃――。 彼女が集中すると、轟は氷で周囲を整え、炎で水が冷え過ぎないよう調整する。 息を合わせながら動く時間が続き、千夏はだんだん顔が赤くなる。
夏野千夏
それは、彼女が初めて自覚した“好意”の始まりだった。
訓練後
夕方、事務所へ戻る廊下を歩く2人。 千夏は勇気を振り絞って口を開く。
夏野千夏
轟は立ち止まり、真っ直ぐに千夏を見る
轟焦凍
その落ち着いた言葉に、千夏の胸はまた熱くなる。
夏野千夏
千夏はまだ声にできない。 轟も、“それ”に気づくには時間がかかるだろう。 でも―― インターン4日目のこの日が、 千夏が初めて気持ちを自覚した瞬間だった。
ここで切ります!