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「あぁ退屈だ」
そう思いながら今日もため息をつく
雨宮 誠
雨宮 誠
と毎日自分に問いかける
雨宮 誠
篠崎 美優
雨宮 誠
篠崎 美優
雨宮 誠
篠崎 美優
佐藤 桜
篠崎 美優
佐藤 桜
佐藤 桜
雨宮 誠
佐藤 桜
雨宮 誠
篠崎 美優
雨宮 誠
篠崎 美優
篠崎 美優
篠崎は大袈裟に肩をすくめる
佐藤 桜
キーンコーンカーンコーン
佐藤 桜
篠崎 美優
佐藤 桜
佐藤 桜
雨宮 誠
篠崎 美優
雨宮 誠
篠崎 美優
篠崎 美優
篠崎に強引に引っ張られ
やむを得なく一緒に帰ることにした
…………
佐藤 桜
篠崎 美優
2人は楽しそうに談笑している
そんな2人を横目に俺は海を見る
海だけは少しだけ好きなんだ
だがここに良い思い出はあまりない
…………
5年前
当時俺は小5
雨宮 誠
俺は帰り道にある海を眺めるのが大好きだった
雨宮 誠
その時、俺の肩に白い鳥が止まった
雨宮 誠
凪は少し前に俺に懐いた
俺はその鳥に「凪」と名ずけていた
いじめっ子
いじめっ子
雨宮 誠
いじめっ子
いじめっ子
雨宮 誠
俺は大好きな海を貶され
ムキになってしまった
いじめっ子
いじめっ子
雨宮 誠
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
雨宮 誠
雨宮 誠
この頃の俺はまだ幼かった
思った事をすぐに口に出してしまった
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子たちが手を振り上げる
雨宮 誠
そう思ったがいつまでたっても痛みが襲ってこない
恐る恐る目を開けると
そこには、ニヤリと笑ったいじめっ子の姿があった
雨宮 誠
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子が手に何かを握っている
それは俺が亡くなった祖母から貰い
とても大切にしていた
熊のストラップだった
雨宮 誠
いじめっ子
いじめっ子は嫌な笑みを浮かべる
雨宮 誠
俺は我慢できなくなり
いじめっ子に掴みかかった
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子は蚊を追い払うように
俺を払い除けた
雨宮 誠
情けないが、俺は地面に転がってしまった
いじめっ子
雨宮 誠
俺は手を伸ばしたが
無常にもその手は空を切る
そして、ストラップは波に揉み消されてしまった
雨宮 誠
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子はそう吐き捨てて去っていった
雨宮 誠
俺は泣きそうになりながら立ち上がった
「ピ~ピ~」
凪が励ますように俺に擦り寄る
雨宮 誠
雨宮 誠
…………
この日を境に俺は変わってしまった