TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

愛されないのは知っていた

一覧ページ

「愛されないのは知っていた」のメインビジュアル

愛されないのは知っていた

7 - 愛されないのは知っていた[7]

♥

255

2019年09月12日

シェアするシェアする
報告する

あれから

1週間の時がたった

菜ノ香の体の意識は未だにナノカ

優しくされたら

sp

体調崩してるでしょ

sp

観てあげるから医務室にいてね

頭痛がして

ナノカ

…っ………!

酷くされたら

os

必要ないめぅ

os

幹部いじめる人なんていらないやろ

ナノカ

…ぉ…!

頭痛が治る

そんな1週間をすごした

ある日のことだった

頭痛がしながらでも

莉々奈に押し付けられた書類を

総統室に運んでいた時

総統室から2人の話し声が聞こえた

gr

なぁ、菜ノ香はどうする?

ナノカ

(私の…話……)

sp

う〜ん…

sp

でもやっぱ“あいつ”は国外追放だよね

ナノカ

(国外追放!?)

ナノカ

(あ、頭痛が消えた……)

gr

それには同意する

ナノカ

(なんで…二人とも…)

gr

他の幹部も大変なほどストレスを持っていると思うしな

sp

あぁ、そろそろだね

gr

そろそろだ

ナノカ

(私…国外追放されちゃうの…?)

gr

元から全員“あいつ”の味方なんだがな

ナノカ

(全員…莉々奈の味方…?)

sp

“あいつ”は味方なんて居ないのにね

gr

そうだよな

ナノカ

(私の味方は…居ない……!?)

gr

まぁ最後は幹部全員で…

sp

あ、それ以上言っちゃうと…

ナノカ

(いじめられるんだ)

gr

あぁ、そうだったな

ナノカ

(味方なんて居なかったんだ)

gr

トン氏、忘れてくれ

tn

…別にええよ

ナノカ

(え、トントンいたんだ…)

tn

覚える気なんてないわ

tn

でもグルさん

tn

書類…期限なんやけど

gr

あ、あぁ、今やるぞ…

声は途切れ、扉へと近付いてくる足音が聞こえる

ナノカ

(隠れなきゃっ…!)

咄嗟に他の部屋に入って隠れる

足音が去っていった

私は扉から出て、総統室にいく

ガチャッ

ナノカ

失礼します

部屋にはグルッペンしか居なかった

ナノカ

書類を……

gr

お、ありがとう

gr

……む、これは…

ナノカ

…え?

gr

莉々奈に渡した書類だぞ

gr

なぜお前が?

ナノカ

押し付けられて……

gr

わかった

gr

あとで言っておこう

なんでそんなに優しくするの

私は嫌われてるんでしょ?

ねぇグルッペン……

愛されないのは知っていた

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

255

コメント

2

ユーザー

続きを!はやく!出してぇっ!(急激なオネェ)

ユーザー

いやだああああ なのかああああ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚