テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コルはとても困っていました。
それもそのはずです。
コル
コル
コルは天才探求家でしたが、 壊滅的に平衡感覚がないのです。
ようやく入れた穴の中に気をとられ、 どんどん進み........
.......つまり、 すっかり迷子になってしまったのでした。
コル
コル
暗く、 トンネルのようなじめじめとした重たい空気に コルの困り果てたような、少しすっとんきょうな。 場にあってない声が遠くまで響きます。
コル
コル
バキッ
コル
コル
コル
下にあったのは、鏡でした。 足をあげると、ぱらぱらと鏡の破片が下に落ち 先ほど踏んだところと 上の方にクモの巣のようなヒビが入っています
コル
コルは鏡をゆっくり持ち上げました。
ひんやりとした冷たさが手袋越しに ほんのりと伝わり、 埃まみれのねずみ色になった 表面が少し反射して見えた気がします。
覗きこむと、鏡には、 割れた線とコルの困り果てたような顔と、 ゴミ山と、寝ている人間が写っていました。
コル
コル
.......ん???
???
コル
鏡に反射したそこに寝ていたのは、 色褪せた赤いパーカーを羽織った人間でした。 ゴミ山の上の方にすやすやと横になって寝ています。
段ボール箱を枕にして 長い足を電子レンジに乗り上げさせ、 少し上の方ですやすやと安眠している....... .......猫かな?
コル
???
コル
???
正直、ゴミ山の上ですやすや安眠している時点で コルはまともな人格は期待して居なかったが、 想像以上だった。とコルは思いました。
しかし、 疑問が出来たコルは聞いてみたくなったのです。
コル
???
赤いフードを深く被り直し、 なんだか腑に落ちない様子で 少しの間うーん、うーん、と唸っていたが、 やがてめんどくさくなったのか彼は答えました。
???
コル
???
コルは状況に応じて 言葉を使い分けれないバカでした。
コル
???
彼は、コルのバカバカ発言に痺れを切らしたのか ガラクタの山からぴょこ、と飛び降り コルの目の前に立ちました。
案内人のロウ
コル
案内人のロウ
案内人のロウ
コル
案内人のロウ
そんな不毛な争いをしながら、 ダメな大人達は足を進めます
.......果たしてこの不毛な争いは いつ終わるのでしょうか。
コメント
8件
尊みの塊だぁ…… さん付けろって言われてんのに君付けにするコル君めちゃくちゃ可愛い、それ指摘するロウさん可愛い!!!!(遺言)