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杏
あ、あの。ありがとう。
凌
ん？あー晴翔から聞いたのか？
杏
う、うん。
杏
今先輩のこと呼び捨てに
凌
あ、やべ。
杏
なになに？何隠してるの？
凌
(/// ^///)
凌
（近いって）
杏
なに？
凌
わかった分かった！
晴翔
おー？お二人さん
凌
あ、良いとこに
晴翔
なしたんだ？
凌
いや、さっきさ、
ごにょごにょ
晴翔
あー。杏は大丈夫だぞ
凌
ん？そーか？
凌
俺が言っていいの？
晴翔
あぁ
凌
実は俺ら実の兄弟なんだ
杏
え？
杏
苗字は、
晴翔
俺は佐藤
こいつは工藤
こいつは工藤
晴翔
なんか似てんだけどな
凌
親が離婚して。今は二人暮しだけどな
晴翔
そう。誰にもバレないよーにしてたんだけどな
杏
そうなんだ。
凌
なんかごめんな。
杏
なんで？
凌
だって。
凌
晴翔はイケメンで人気なのに
凌
俺は何も取り柄ない。
杏
そ、そんなことない
凌
え？
杏
だって。このこと言いづらかったんだよね？
杏
誰にもバレないようにしてた
杏
なのに私には話してくれた
杏
他に話してる人もいるかもしれないけど。
杏
言いづらかったことをしっかりと言ってくれた
杏
それに
杏
先輩に呼び出された時私を心配して晴翔先輩に報告した。
杏
凌くんがいなかったら私今頃泣いて明日から不登校だよ。
凌
そ、そんなこと。(/// ^///)
晴翔
そーだな！凌には感謝だ
凌
兄貴まで。
杏
大丈夫だよ！
私こう見えて口硬いからw
私こう見えて口硬いからw
凌
お、おう
晴翔
ありがとうな
次の日
晴翔
凌
晴翔
起きろー
凌
ん、
凌
朝か。
晴翔
俺もう出るから
凌
え？早いよね？
晴翔
あー俺杏と待ち合わせなんだ
凌
え？どこで？
晴翔
俺が迎えに行く
凌
待って待って、俺もいく
晴翔
まーいいけど
ピーンポーン
杏
はーい
晴翔
おはよぉ！
凌
お、おっす///
杏
あれ？凌くんもなんだ
凌
わりーかよ。
杏
そんなこと一言もゆってないでしょ！
凌
そうか
晴翔
（なんか2人仲良くなったなﾓﾔ）
晴翔
（ん？なんだこのモヤモヤした感）
晴翔
（まーいいか）
晴翔
杏今日学校終わったらなんかあるか？
杏
んー。特に無いかな
晴翔
じゃーさ、放課後どっか行かね？
杏
うん、いいよ！
凌
俺を置いてくのかよ。
晴翔
お前も行くか？
凌
え、いいのっ！？
杏
ﾌｯ
凌
な、なんだよ
杏
いや、嬉しそうだなーって思ってさ
凌
べ、別に。
晴翔
あ、着いたな！じゃーな
凌
おう
杏
ばいばーい
周りの人
なんか美男美女が、、、
凌
なんか周りの目線やばくねーか
杏
うん、思ったw
凌
俺らなんかやったっけ？
杏
いやー、やってないよねw
周りの人
ねーねー！
凌
ん？なんだよ笑
周りの人
お前らって付き合ってんの？
杏
え？
凌
は？何言ってんの？
凌
俺ら会って2日目だぞ？笑
杏
そーだよそーだよ
凌
しかもこんな美女俺がもらっていいのか？
周りの人
別にいいだろ笑
周りの人
好きになったらしゃーないからな
凌
まだだから
周りの人
お？まだということは？
杏
ちょっと何言ってるの
凌
まーまーまー
放課後
晴翔
おーきたきた
杏
お待たせです！
凌
おつかれーぃ
凌
（杏のやつ、晴翔見たら顔真っ赤にして笑ってんのﾓﾔ）
晴翔
じゃー行くか
杏
うん！
晴翔
どこ行く？
凌
え？決めてないの？
杏
え？決めてないの？
晴翔
2人してハモって言うなよ
杏
ハッハッハw
杏
面白い
凌
これくらいでか？
杏
うん、あーまだ私の過去話してないよね
晴翔
話してないな！聞いていいのか？
杏
いいよ！2人も話してくれたしね
杏
私ね、ここ来る前の学校でいじめうけてたんだ
凌
、、
晴翔
そうなのか
杏
うん
晴翔
、、、
杏
まーそんな重くないから
杏
まー定番の机に落書きとか靴隠されたりトイレでバケツの水かぶせられたり。とか
凌
それ、やばくねーか
杏
ま、まぁね笑
杏
誰に言っても信じて貰えなくて。私にはモデルしか取り柄がなかったの
杏
スタッフのみんな、ホントの私を受け入れてくれるから
杏
でも、しまいにはどこから情報がもれたか分からないけど
杏
スタッフのみんなもいじめの件は知ってた
杏
それから仕事が減った
杏
でも、ゆういつの友達が証拠の動画撮っててくれて
杏
友達も、誰にも言うなって脅されててさ
杏
でも友達は言ってくれた！
杏
友達は私を庇った
杏
私を捨てて友達はいじめのヤツらと一緒にいるようになって
杏
私には耐えられなくて逃げてきちゃった。
杏
うわぁぁん😭😭
凌
お、おい
晴翔
ギュッ
杏
(/// ^///)
杏
な、なにを
晴翔
思い出させちまったな
晴翔
ごめんな
凌
あ、ごめん。
杏
ううん。私もいつか話そうと思ってたし
晴翔
親とかは？
杏
親はいないよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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