桃奈
っ…え?
その瞬間。 桃奈の目は、綺麗で。 儚げな空を映していた。
バチャ-ン
桃奈
?!
桃奈
溺れる…助けて…!
陽太
ははははwwww
杏
陽太っ♥
杏
上手くいった?
陽太
あん!
陽太
おぅ!うまくいったよ
桃奈
(…上手くいったって?!)
杏
もぉーほんと可哀想
陽太
俺がな
杏
陽太に謝んなさい。
杏
あたしの陽太なのにブスを好きとか言わせたのよ。
陽太
ほんと俺可愛そう
桃奈
ごめっな…さ…
桃奈
たっ…け…
桃奈
すけ…
陽太
こいつ泳げないのホントだったんだww
杏
さくせんせいこぉー!
陽太
さ、かえろーぜ杏
陽太
デートしよ
杏
うんっ!陽太…♥
桃奈
(私が何をしたって言うの…)
桃奈
死にたくないな…
桃奈
(涼真…く…んたすけ…て)
桃奈
(ぁ…もうダメだ…)
その言葉を残して桃奈は意識を失った。