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ホンゴウ

なんでもないなら、

ホンゴウ

なんで、なんで哀歌は―――

“泣いてるんだ、”

哀歌

...分からない、です

泣いてるの、?

勝手に何かを悲しんでる

自分の意思と関係なしに、

涙はずっとこぼれていく

涙の数だけ、不幸な事があったのかもな

何が悲しいんだろうか

思い出せないことかな

忘れられないことかな

考えれば考えるほどに

なにかの感情が膨れ上がっていく

いちばん辛いことは、

何が私の求めている答えか

分からなくなってしまうことかな

ホンゴウ

体調が悪いのか?

ホンゴウ

それとも、何か別の事が―――

??

休んだ方がいいよい、

別に大丈夫だよ。

??

大丈夫じゃねぇから言ってるんだよい

なら、お言葉に甘えて休むね

哀歌

...先に、行ってて下さい

哀歌

私、後で追いかけるので。

ひとりで居ないと、何かが壊れるような気がした

ホンゴウ

...わかった。

そう一言残し、去っていった

1人になって、思い出していた

彼を通して、誰かを見ていた

その誰かを、私は知ってる

私が好きになってしまった人

愛して欲しかった人

願いは叶わずに、終わった

だけど、彼の優しい姿を見ていた

そうやって関わってくれるだろうと期待を添えて。

数ヶ月後―――

私と赤髪海賊団の関係が変わり始めていたあの頃

奇跡的に、重ねた誰かと会うことになった

赤髪海賊団は、私を愛してくれました。

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