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ある日のこと。
あなたは休日の朝をまったりと過ごしていた。
張り切りって焼いてしまい、焦げてしまった朝ごはんのトーストを食べながら あなたは一つため息をつく。
you
you
そしてあなたは、朝の光を浴びるため、 トーストを食べ終わると、歯を磨いて家の外へ散歩に出かけた。
you
あなたの家から30分ほど歩いた先に、 あなたの友達の集う野原がある。
休日の時間がある日、あなたは決まってここに訪れ、 彼らの奏でる音楽を聴きに来るのだ。
you
あなたは、野原に集まる何人かのグループに声を掛ける。
Simon
Oren
Pinki
Durple
Owakcx
今日ここに集まっているのは、この五人だけのようだ。
彼らも軽くあなたに挨拶を返してくれる。
Simon
you
あなたは青々しく茂った芝生に腰を下ろす。
Durple
Simon
Oren
Simon
Pinki
you
Simon
you
Simon
you
Oren
Owakcx
Simon
Durple
Simon
Pinki
you
Durple
Simon
Oren
Simon
Owakcx
Simon
Pinki
Simon
Oren
Durple
Owakcx
Simon
you
Simon
Pinki
そんな他愛のない会話がしばらく続いた。 あなた達は、いろいろなことを話した。 ゲームの話、音楽の話、趣味の話… そうしている内に、1時間が経過しようとしていた。
you
Simon
Pinki
Oren
Durple
Owakcx
you
彼らに別れを告げた後、あなたは野原を後にした。
you
その日の夕方頃、夕飯の買い出しに出かけていたあなたが家に帰って 見つけたのは、ポストに入れられた一通の手紙だった。
you
一体誰からだろう? そんな疑問を抱きつつ、あなたは家に入り、 机の上でその手紙を開封した。
you
封筒に入っていたのは、文字が紙の端から端までびっしりと書かれた手紙 2枚だった。
you
そんなことを思いながら、 あなたは手紙を読み始めた。
you
こんにちは。 ふと思い立って、勢いで書いて送ったものだから、絶対読みにくいと思う。 乱雑な字でごめんね。
あのね、俺は君にずっと伝えたい事があったんだ。
俺は、君のことが好き。
急な告白で驚いちゃったかもしれないけど、この気持ちはホンモノだよ。
俺らが初めて出会ったときのこと、覚えてる? あの野原で俺の演奏を、君がすごいって褒めてくれたよね。
あの時、本当に嬉しかった。 その時の君の笑顔は、正に俺の太陽だったんだ。
「運命だ」って、そう思った。
「君のこと、もっと知りたい」って、そう思った。
だから、わざわざ30分も君の家まで歩いて、君がどんな生活してるのか 探ったりもしてたよ。
君は、鈍感だから気づかなかったかな? カメラ越しにずっと君のことを見てたんだ。
君の寝顔は本当に綺麗で… 寝ぼけた顔も魅力的で… 君のことを探るたび、俺はますます君に惹かれていったんだ。
俺が一番お気に入りなのは、君が洗顔料と間違えて顔にシャンプー塗った事! あれはうっかりにも程があるでしょ?
そこもまた、かわいくて… 君のこと、窓から見るたびにぞくぞくしてた。
………ときどき、自分でも思うんだ。 「なにこれ、キモチワルイ」って。
「こんなの、ストーカーじゃん」って。 自分でやってて何言ってんだって感じだけど。
でもね、君なら俺のこの気持ち、 きっちり受け取ってくれるって信じてる。
君なら、この行き過ぎた愛も、一滴残さず飲み干してくれるって、 俺の気持ち、分かってくれるって、
信じてる。
you
あなたは、そのびっしりと綴られた愛の言葉に、ゾッとする。
you
吐き気をこらえながら、あなたは手紙の最後の2行に目を通す。
you
あのね、俺、ずっと君をカメラ越しに見てるって言ったけど、 ただ画面で見るだけじゃ物足りなくなっちゃった。
だから、
君のお家、
Simon
今回はサイモンにヤンデレになってもらいました。
詳しい解説等は別小説に載せる予定ですので、 良ければそちらも御覧ください。