赤
白
水
授業が終わり、いつも通り三人で 校門まで向かう
放課後でもまだまだ外は明るい
これからどこかに遊びに行っても いいぐらいだ
黒
青
水
赤
桃
桃
白
青
たまたま先輩たちと会い、 一緒に帰ることになった
大人数で一緒に帰るのは 楽しいので嬉しい
最近六人で過ごすことが 多くなって来ているなぁ なんて思う
水
赤
黒
白
水
クレープ自体元々美味しいけど、 友達と食べるともっと美味しい
みんなが何を頼むのかを見るのが 楽しいんだ
自分があまり頼まないものが その人のお気に入り なんてことはよくある
だから今回も先輩たちが 何を頼むのか楽しみだ
桃
青
水
クレープ屋に着き、 何を頼むか悩んでいる
ホイップ系やカスタード系、 おかず系まで様々な種類がある
それも美味しそうで 全部食べたくなってしまう
しかしそういうわけにもいかないので 頑張って絞り込んでいく
白
桃
黒
赤
青
みんなどんどん何を頼むか決めていく
僕も早く決めなくてはいけない
青
水
無難だが結局一番最初に目についた ものにした
青
黒
赤
白
購入を済ますとりうちゃんたちが 早く食べたそうにしている
カロリーが高そうだが美味しそうなので 我慢できない
全員
全員
口に入れた瞬間広がる クリームとチョコレートソースの甘さ
あとから香るアーモンドの風味が 絶妙なハーモニーを奏でている
生地もモチモチでとても美味しい
桃
赤
桃
赤
水
青
白
黒
水
青
青
水
僕は一体どんなイメージを 持たれているんだろうか?
常々思っているが リア充は末長く爆発して欲しい
(主の願望を代弁していただきました、 すみません💦)
水
白
黒
水
どうして僕の周りには リア充ばっかなんだッ!?
世界は不公平だ!!
青
水
青
青
水
あの時いふ先輩の告白を断らなければ 僕もリア充だった
それでもあの時の決断が 間違っていたとは思えない
今でこそ先輩の色々なことを知ってきたが、 当時は何も知らなかった
あの時はあれが最善の行動だった
赤
桃
青
桃
元凶である二人がやってきた
ないこ先輩に抱きつくいふ先輩
なんだかそれを見てモヤモヤした
青
赤
水
赤
桃
白
青
水
こうも毎日目の前で2カップルに イチャイチャされると虚しくなってくる
僕も恋人が欲しいものだ
黒
黒
白
水
上手く丸め込まれたような気がするが、 無駄にヒートアップするのも 良くないから丁度良かったかもしれない
やっぱりクレープは甘くて最高だ
水
青
水
青
自分が笑っていたことに 気づいていなかった
少し恥ずかしい
水
青
水
青
手で取ろうとしているが 全く違うところばかりを探している先輩
水
水
青
指でクリームを掬い、口に入れた
なんだかより甘く感じた
青
水
水
青
一気に顔を真っ赤に染める先輩
それはまるで林檎のようだ
水
青
水
青
青
水
黒
白
水
呑気に後ろから眺めている 初兎ちゃんたち
腕を組み合っていないで 切実に助けて欲しい
黒
青
水
青
それから先輩の顔は ずっと真っ赤に染まっていた──
コメント
8件
やっぱ最高です😢😢 くらっちの語彙力ほしいよぉ