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100日お話を書く(後編）

第16話 - 66日目　忠実な護衛

2025年04月08日

#nmmn

#女体化

#ご本人様とは一切関係ありません

#irxs

リリエン・クローバー

リリエン

六十六日目！

お題：梅、鉄色

リリエン

梅の花言葉は

リリエン

「上品」や「忠実」などです

リリエン

また鉄色の色言葉は

リリエン

「虚栄心」や「善悪の区別」などとなります

登場人物

桃

白に仕える護衛。幼いころは人形のようだったが、白と関わることで人間らしくなった。

白♀

とある国の姫。幼いころから桃と関わっている。

リリエン

今回は戦国時代が舞台となっていると思ってください

リリエン

こちらはnmmn作品となります

リリエン

苦手な方は見ないことをお勧めします

リリエン

またご本人様達とは一切関係ございません

リリエン

それではどぞ！

「主人には忠実でいろ」

「何があっても守れ」

それが、俺の一族の基本だった

桃の父

いいか、ないこ

桃の父

お前も乾家のものとして

桃の父

これからはお仕えする有栖家に忠義を尽くしなさい

桃（幼少期）

はい、父上

桃の父

常に冷静で、感情を表に出すようにしてはならん

桃（幼少期）

はい・・

桃（幼少期）

（わらうことも・・だめ・・だよね）

桃の父

今日はお前がお仕えする

桃の父

初兎姫にお会いする

桃の父

今日からここに住み、常に控えていろ

桃（幼少期）

分かりました

桃の父

一応十五になるまでは大人もつくが

桃の父

十五になってからは一人でやるんだ

桃（幼少期）

はい・・

桃の父

殿、こちらが私の息子

桃の父

乾ないこです

桃（幼少期）

いぬい、ないこです

白の父

あぁ、これからよろしくお願いするよ

白の父

こっちが私の娘

白の父

初兎だよ

白♀（幼少期）

ありす、しょうです！

桃（幼少期）

（かわいらしい子・・だな）

桃（幼少期）

（おれより、年下かな？）

白♀（幼少期）

・・・ないちゃん

桃（幼少期）

はい・・

桃（幼少期）

（ないちゃん？！）

白♀（幼少期）

おそと、あそびにいこーや！)))ぐいっ

桃（幼少期）

え、あ・・はぁ

白♀（幼少期）

ほら、いこ！

白の父

あ、初兎！

桃の父

ないこ、しっかりお守りするんだぞ！

桃（幼少期）

ひめ・・さま！

桃（幼少期）

（めっちゃ走るやん？！）

白♀（幼少期）

ここなー、たくさんおはながあるんよ！

白♀（幼少期）

ないちゃんにも、おはなのかんむり

白♀（幼少期）

つくってあげるな！

桃（幼少期）

え、あ、ありがとうございます

白♀（幼少期）

ないちゃんって

白♀（幼少期）

おにんぎょうさん、みたいやな？

桃（幼少期）

え？人形・・ですか？

白♀（幼少期）

だってわらってないんやもん

白♀（幼少期）

ずーっとなんもかおがかわらんし

白♀（幼少期）

おにんぎょうさんみたい！

桃（幼少期）

それがおれのやくわりですから

白♀（幼少期）

・・ないちゃんはそれでええん？

桃（幼少期）

え・・？

白♀（幼少期）

うちとおるときは

白♀（幼少期）

わらったり、おこったりしてええよ！

桃（幼少期）

え・・・

白♀（幼少期）

ないちゃんにそんなむり

白♀（幼少期）

しいさせたくないもん！

桃（幼少期）

・・・

桃（幼少期）

わかり、ました

白♀（幼少期）

ん！はい、かんむり！

白♀（幼少期）

めっちゃかわええよ！

桃（幼少期）

・・・そうですね)))にこっ

～数年後～

桃

姫様！また勉強しませんでしたね？！

白♀

だって分からへんもん！

白♀

なんやこの式！

桃

全く・・どこですか？

白♀

こことここと・・あとここらへん！

桃

ほぼ全部じゃないですか・・

桃

（感情を出してるところを）

桃

（父さんに見られて怒られたこともあったな）

桃

（姫様が必死に庇ってくれて）

桃

（それから好きになったけど）

白♀（幼少期）

おー！そういうことか！

白♀（幼少期）

ありがとな、ないちゃん！

桃

えぇ、どういたしまして

桃

（本当にかわいいなぁ）

桃

（・・・でも、これだけは知られちゃだめだ）

桃

（隠さなきゃ、俺はあくまで護衛だし）

桃

（主人に恋をするなんて、言語道断だもんな）

白♀

あー、疲れた・・

白♀

勉強なんてもう嫌や～！

桃

一国の姫として頑張ってください

白♀

もういやや～！

白♀

ないちゃんの頭脳頂戴・・

桃

いや、無理ですよ

白♀

・・・・

桃

（ふくれ顔も可愛い）

～数日後～

白♀

うちな、結婚することになってん

桃

え・・けっ・・こん・・？

白♀

うん、他国の方と

桃

（もう、そんな年・・なんだ）

桃

おめでとう、ございます

白♀

うん、ありがとう

桃

ちなみに、どこの国ですか？

白♀

×○国

桃

（ろくでもないとこじゃん・・）

桃

大丈夫、ですか？

白♀

うーん、ちょっと不安やけど

白♀

これも家のためやからな

桃

（家・・か）

桃

なんで、姫様が・・・

白♀

・・・そう言ってくれて、ありがとな

白♀

できればないちゃんも来てほしいんよ

桃

勿論、ついていくに決まってるじゃないですか！

白♀

うん、ありがとうな♪

桃

・・・いえ

桃

（わかっていた、姫様がいつか嫁ぐことも）

桃

（この国が×○国から攻められそうなことも）

桃

（でも、それでも）

桃

（そうならなければ、よかったのに）

～嫁入り当日～

白♀

・・・

桃

（姫様、綺麗だな）

白の旦那

・・・

白の旦那

私は貴女と婚姻しましたが

白の旦那

貴女に手を出す気は一切ありませんので

白♀

え・・・

白の旦那

貴女より綺麗な人はたくさんいますしｗ

桃

（は？！）

白の旦那

ではこれでｗ

白♀

・・・・

桃

姫様、大丈夫ですか？

白♀

・・・ありがと、ないちゃん

～結婚後～

桃

・・姫様

白♀

ないちゃん・・・

白♀

今日もあの人は、来ないんかな

桃

・・・おそらく

桃

（なんであんな男が・・姫様と）

臣下

初兎様、よろしいでしょう？

白♀

うん、なに？

臣下

今年の税のことなんですが・・

桃

（この国の運営も姫様がやっている）

桃

（あの男は何にもやらず遊んでるし・・）

桃

（ほんと、許せない）

白♀

あの人、また税の量をあげたんか・・

臣下

はい・・・

白♀

・・・これやと民が苦しむ

白♀

ないちゃん、お願いがあるんやけど

桃

はい・・

白♀

税が収められたあとに

白♀

うちの命令ってことにして

白♀

多い分は、民にこっそり返してあげて

桃

！・・はい、分かりました

桃

（本当に、お優しいな）

桃

（こんなこと、やらなくてもいいのに）

白♀

うん、お願いな♪

～とある村～

桃

と、いうわけで

桃

こちらが返された分です

村長

ありがたいことです・・

村長

姫様が嫁いで来られてから

村長

生活が楽になっております

村長

本当に、女神さまのようです

桃

では、私はこれで・・

～数日後～

白の旦那

なんてことをしてくれたんだ！

白♀

・・・ですが、あのままだと民が

桃

（そもそもこいつが多く取ったのが原因だろ）

白の旦那

民なんてどうでもいいんだよ！

白の旦那

お前は今後一切、国のことに関わるな！

白♀

・・・わかり、ました

桃

（こいつがまともに運営なんてできるんかな）

白♀

みんな、大丈夫かな？

桃

・・どうでしょうか

～数か月後～

桃

姫様、大変です！

白♀

え？なに？

桃

反乱です！

白♀

え・・・

桃

民衆がこの城に攻めてきています！

桃

早く、お逃げの準備を！

白♀

・・・あの人は？

桃

そうそうにお逃げなさいました

桃

（そのあと、どうなったかは知らんけど）

白♀

そう・・

白♀

ないちゃん、あのな

白♀

お願いや、うちを民のとこに連れて行ってくれん？

桃

は？！

桃

な、何を言っているんですか！？

桃

それがどういうことか・・！

白♀

分かっとる

白♀

でも、あの人を止められんかったのは

白♀

他でもない、うちやから

桃

・・・

白♀

それに、うちはあの人の正室やし

白♀

うちも罰せられるべきやろ

桃

・・・貴女は、どこまで

桃

（正直に言うと、絶対に嫌だ）

桃

（でも・・・）

「主人には忠実でいろ」

桃

それが、姫様の御意志だというのなら

白♀

・・・ごめん、ありがとう

「わーわー！」

反乱軍の首領

沈まれ！今から姫君が来られる！

白♀

・・・

反乱軍の首領

お待ちしておりました、姫様

白♀

・・・覚悟はできております

白♀

抵抗も、致しません

反乱軍の首領

え？何を・・

桃

・・一つ、よろしいでしょうか？

反乱軍の首領

貴女は・・？

桃

姫様の護衛です

桃

姫様は、罰せられるべき方ではありません

白♀

？！

白♀

ないちゃん、何を言って！

桃

姫様はとてもお優しい方です

桃

嫁いでからこの国の運営をして

桃

一時期税を返していたこともあります

桃

だから、姫様を罰するのは

桃

どうか、おやめください

「何があっても主人を守れ」

桃

（それが俺の家の家訓だ）

桃

（絶対に、守り通す）

白♀

いいえ、それは違います！

反乱軍の首領

姫様・・・

白♀

あの人を止められんかったのはうちです！

白♀

だから・・

反乱軍の首領

護衛様

桃

はい

反乱軍の首領

ご安心ください

反乱軍の首領

姫様のことを、攻めるつもりは

反乱軍の首領

我々にはありません

白♀

え・・？

反乱軍の首領

姫様には恩があります

反乱軍の首領

そんな貴女様をどうして討つことができるでしょう

桃

！

桃

（わかって、くれていたんだ・・）

白♀

・・・でも

反乱軍の首領

どうしても悪いと思われるなら

反乱軍の首領

我が国の運営をしてください

白♀

！

反乱軍の首領

貴女様なら、この国を任せられます

わーわー！

反乱軍の首領

みな、そう思っています

白♀

・・・いいんですか？

桃

いいんですよ、姫様

白♀

ないちゃん・・・

桃

・・・)))こくっ

白♀

うちでよければ・・

～数か月後～

白♀

ふぅ・・疲れた・・

桃

お疲れ様です、姫様

桃

（あれから姫様は立派に務めを果たしている）

桃

そういえば姫様、世継ぎはどうされますか？

白♀

え？！//

白♀

あ～・・どうしようなぁ//

白♀

婿を取るにしても・・

白♀

一回結婚してる身やし・・

白♀

貰ってくれる方がいるとは思えんのよなぁ

桃

・・・なら、俺でもいいですか？

白♀

え？

桃

ずっと、お慕いしていたのです

桃

主人に恋をするなど、護衛として失格ですが

桃

もし、姫様がよろしければ

桃

俺と、婚姻していただけませんか？

白♀

ないちゃん・・・

白♀

ええの？

桃

はい！

白♀

・・・もう少し

白♀

もう少し、様子を見てもええ？

白♀

その・・まだ気持ちが追いついてなくて//

桃

！・・はい

桃

それで姫様と一緒になれるのなら

リリエン

おかえりなさいませー！

リリエン

ギリギリになってごめんなさい！

リリエン

ここまで読んでくださりありがとうございました！

リリエン

また281タップお疲れさまでした！

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