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ショッピ

え?倒れた?

ショッピ

どうしよ…(困)

ゾム

どしたん?ショッピ君

ショッピ

あ、ゾムさん

ゾム

なんでこの二人倒れてるん?

ショッピ

いや…急に倒れてしまって
どうしようもなくて困ってたんですけど…

ゾム

軍に連れてくか?

ショッピ

…いいんですか?

ゾム

このまま死んだらグルさん悲しむやろ

ショッピ

…そうですね
連れて帰りますか

背景無い問題によりこれにしますがw軍の部屋の中です

ショッピ

ということで連れてきました

トントン

いやどういう事やねん!

ロボロ

お前自分のこと殺したやつ
を連れて来てるんだぞ!?

ゾム

でも生き返らせてくれたやん

ロボロ

それは…

グルッペン

まぁいい
一応客人だ部屋を準備しろ

ロボロ

はい…

トントン

ゾム~ショッピ君~こっちこ~い

ゾム

は~い!

ショッピ

はい~

トントン

ここでいいかな?

ゾム

おいていいんか?

トントン

ええよ
並んで寝かせてた方がいいか

トントン

ショッピ君こっちに寝かせておいて

ショッピ

は~い

トントン

じゃあ戻るかぁ!

トントン

戻りました~

グルッペン

戻ったか!
見た感じどうだったんだゾ?

トントン

なんか…なんていうんだろ…?

なぁ、あいつら起きたら帰らすん?

コネシマ

そらそうやろ

チーノ

早く帰ってほしい…

シャオロン

あいつらなんで倒れたん?

ショッピ

見た感じ傷はありませんでしたよ

エーミール

心配ですね…

エーミール

見てきていいですか?

グルッペン

いいゾ!

エーミール

失礼します

春花

うぁ?誰?

エーミール

エーミールです

夏樹

どうぞ~

エーミール

体に痛い所はありませんか?

夏樹

今のところ二人は大丈夫です

エーミール

ちょっとした疑問なんですが
二人は本当にただの死神なんですか?

夏樹

どうしてですか?

エーミール

いえ、精霊と死神はあまり仲良くないはずなのに
精霊の森にすむことを許されているのは少し気になりまして

春花

神の加護持ちだもん

夏樹

春花言っちゃダメでしょ

エーミール

教えてください!

春花

ふぁぁ~…
隠れてるやつが出てくるならいいよ
あとこれ聞いてるやつもね

グルッペン

…ばれていたのか

春花

当たり前でしょ
気配も消せてないし音もめっちゃするし

夏樹

こちらから見た味方組にだけお話しします

グルッペン

味方組?

夏樹

グルッペンさんとエーミールさん

春花

そのほかの人は判断できない人と殺意がある人だよ~

春花

じゃあばいばい

春花

ここならいいよね?

夏樹

いいよ~長話になるかもだし座ってどうぞ

春花

生成 家具

春花

(リビングみたくなる)

グルッペン

ありがたい

春花

エーミールさんもどうぞ~

エーミール

はい

夏樹

簡単に言って俺等は神の加護持ちの死神で
精霊と人間の管理を任されている

グルッペン

ほぅ?

夏樹

生まれ変わるときに言われたんだ
「汚れてしまった世界でもいいなら強くする」ってね

春花

目の前で何もできずに人が
殺されていくのを見るのはもう嫌だったんだ

夏樹

だから俺等はそれでいいって言ったんだ

春花

でも、心にはなぜかぽっかり穴が開いていた

夏樹

他の人を殺してそれを満たしてた
他に何で満たせばいいのかわからなくて

春花

自分たちを愛してくれる人もいないし
認めてくれる人もいない仲間と認めてくれる人もいない

グルッペン

「心の穴」…

夏樹

それでいつも通りニンゲンを殺してたらグルッペンさんが来て

グルッペン

グルッペンさんはやめて欲しいんだゾ!

春花

じゃあグルさん!

エーミール

では、私もエーミールさんは
やめてもらえるかと…

春花

じゃあエミさんだ!

エーミール

(* ̄▽ ̄)フフフ
有難うございます

夏樹

続けますね

夏樹

グルさんが来て捕まってここに来て
手合わせしようって言われて殺したら敵対したっていう感じですかね

グルッペン

殺した理由がわかってると罪には問えないな…

エーミール

そうですね…
あ!そうだ!

エーミール

二人がよろしければなんですが
この軍に入りませんか?

グルッペン

え?

夏樹

え?

春花

えぇ?

エーミール

まぁ軍といっても
私の部屋にいるだけでもいいですし仕事なんかもしなくていいですし

エーミール

やりたいことやってていいですし

グルッペン

それなら賛成だゾ!

夏樹

いいんですか…?

春花

こんな人殺しのバケモノでいいの?

グルッペン

化け物なんかじゃないゾ!

グルッペン

春花は春花、夏樹は夏樹だゾ!

夏樹

有難うございます…

春花

でもいいの?敵対組がいるのに…

グルッペン

トン氏に頼むゾ!

春花

じゃあ帰ろー!

グルッペン

ただいまなんだゾ!

トントン

グルさん!?やっと帰ってきたんか!?

グルッペン

やっと?ほんの数分だゾ?

トントン

そういう事じゃない!

みんな心配してたんだからな!?

ロボロ

なんもされてないか!?

春花

「なんもされてないか?」ねぇ…

ロボロ

なんだよ!

春花

その目で見ないでよ

春花

恵まれたニンゲンなんざ嫌いなんだよ

グルッペン

春花…

エーミール

グルッペンさんみんなに言わなくていいんですか?

グルッペン

そうだったんだゾ!
春花と夏樹をこの軍に入れるんだゾ!

は!?この軍にいれる!?

ロボロ

生き返らしたって言ってもゾムを殺したやつやぞ!?

グルッペン

春花、夏樹少し別の部屋に行っていろ

夏樹

は~い

春花

はーい

グルッペン

春花と夏樹は絶対にこの軍にいれる
これは総統命令でもあるからな

…ッ!

コネシマ

なぁなんでそいつらにそんなに優しくするん?

グルッペン

何が言いたい?

コネシマ

俺たちみたいに軍に入れって言ってるんじゃない

コネシマ

仲間を殺したやつを
軍にいれるって言ってるんだ

グルッペン

夏樹たちは望まぬ形での転生をして
誰にも愛されず認められずに育ったんだ

グルッペン

心が満たされなくて
苦しんでいる人間を助けようと思っただけだ

グルッペン

特にもう知っているだろうが
ゾム、お前は夏樹と仲良くしてやってくれ

ゾム

好かれてるからか?

グルッペン

そうだ
チーノとショッピは春花と仲良くしてやってくれ

チーノ

僕も?

ショッピ

なんで俺なんすか

グルッペン

春花はショッピが自分で色々やっている事を
行動で知っていた

グルッペン

ショッピが訓練をするのは夜中だし
気付いてくれる人も少ないと思うゾ?

ショッピ

…分かりました

チーノ

なんで僕もなんですか?

グルッペン

ただ単に努力しているところが好きと言って居たゾ?

チーノ

…ボソッなんでわかるんかな

グルッペン

まぁ!みんな仲良くしてくれ!
これは総統命令だ!

ハイル・グルッペン

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