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ni
「なんでもない」と口を噤んだ
ni
ほんとはちょっと足を止めたくて
ni
だけども君は早足でスっと行くから
ni
僕はそれを見つめてる
ni
最終便,君は乗る
ni
僕を置いてって
ni
走り出す,ゆっくりと
ni
地面がズレていく
ni
泣いちゃダメ
ni
泣いちゃダメ……
ni
でもホントは言いたいよ
ni
「いかないで……！」
ni
遠くへと,消えていく
ni
僕を置いてって
ni
もう随分見えないよ
ni
夜が崩れていく…
ni
泣いちゃダメ
ni
泣いちゃダメ……
ni
でもホントは言いたい
ni
「いかないで！！」
ni
祭りが終われば
いつもと同じ
いつもと同じ
ni
変わらぬ夜が来るんだと知った
ni
だけども君はいつもよりずっと色っぽく見えて
ni
僕はそれを見つめてる
ni
時間だけが,過ぎていく
ni
僕を連れてって
ni
帰り道暗いけど
ni
1人で大丈夫かな
ni
街灯に照らされて
ni
影が出来ている
ni
ひとりぼっちさ
ni
遠くへと消えていく
ni
僕を置いてって
ni
完全に,また今度
ni
夜が滲んでいく
ni
泣いちゃダメ
ni
泣いちゃダメ……
ni
でもホントは言いたいよ
ni
「いかないで……」
ni
泣いちゃダメ
ni
泣いちゃダメ……
ni
でもホントは言いたいよ
ni
「いかないで……！！！！」
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