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柘榴

いい湯だったね〜

博多藤四郎

身体も温まったばい

身体を拭きパジャマに着替えれば髪を拭き取る。 みんなも、いつもの戦闘服ではなく内番の服に着替えていた。可愛い……粟田口はみんなお揃いなのね…可愛すぎでしょ。ほたるんと愛染はジャージ……シンプルザベストってやつか。今剣は…とても可愛い…!義経君にそっくり!小夜ちゃん…和風〜……足が見えてなんかたまらん!でもなんか寒そう……ん?待って…薬研…白衣?なぜ白衣?

柘榴

薬研、白衣なの?

薬研藤四郎

あぁ、そうだが?

柘榴

すっごく似合ってる!

薬研藤四郎

大将が褒めてくれて嬉しいな

乱藤四郎

主さんの服可愛い!フワフワしてて…いいなぁ…

私のパジャマを見ながら羨ましがってくる乱。ほんとに女子だね、キミ!!

柘榴

これ暖かいからお気に入りなんだ!今度一緒に洋服買いに行く?乱が好きそうな洋服屋さんが現世にたくさんあるんだよ!

乱藤四郎

ほんと!?行きたい!楽しみにしてるからね!

嬉しそうに目を輝かせる乱。男の娘なんだろうけど、何だか女友達みたいな感覚だな……。あ、そういえば昨日買ってきた牛乳が冷蔵庫に残ってたはず!せっかくだしお風呂上がりに皆で飲みたいかも。

柘榴

ねぇ、みんなで牛乳飲まない?

包丁藤四郎

牛乳?美味いのか!?

柘榴

美味しいよ~?お風呂上りに飲むのが一番美味しい!

後藤藤四郎

んじゃあ、みんなで広間に行こうぜ!

蛍丸

あっ、その前に泡片づけないと!

柘榴

危ない危ない。完全に忘れてた。すぐに終わらせるね!

五虎退

ど…どんな感じなんでしょうか……

私は収納石から浄化の札を一枚取り出して使った。それを皆でお風呂場をのぞき込みながら見る。すると、たちまち泡が無くなりきれいになった。

秋田藤四郎

すごいです!

前田藤四郎

一瞬で綺麗になりました…

今剣

わぁ、きれいになりましたね!

小夜左文字

主…すごい……

愛染国俊

じゃあ広間に行こうぜ!

全員 「「「「「「「「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」」」」」」」」

お風呂から近い広間にあっという間に到着した。すると広間には、数人集まっているメンバーがこちらに気付き声をかけてきた。

燭台切光忠

あれ、もうお風呂上がったのかい?……って、主も一緒だったの?

柘榴

うん!皆で入ってきたんだ〜

三日月宗近

主が居るなら、俺も一緒に入ればよかったな

柘榴

子供になってから出直して来てね?あ、牛乳入れるからみんな待ってて!

私が皆に待つように言えば、空いてるところに座った子供達。まあ年齢は数百歳なんだけど可愛いから関係ないもんね!そんな私は牛乳を入れるため台所に行った。

三日月宗近

主は小さい輩には優しいのだな…

鶴丸国永

三日月、小さくなれる薬があるんだぜ!今度一緒に試してみないか?

三日月宗近

ほう、それは興味深いな

小狐丸

なら、私も試してみたいものです

どうやら薬研に頼んでいたショタになれる薬が開発されたらしい。 そんな話をしているとは知らずに、柘榴が台所から戻ってきた。

柘榴

お待たせ〜、はい、牛乳!

後藤藤四郎

ありがとな、大将!

蛍丸

冷たくて美味しそう

皆に牛乳を配れば、嬉しそうに手に取る。風呂上がり組は、冷たい牛乳をぐびっと飲んだ。

柘榴

はぁ、美味しい…牛乳飲んだの久しぶりかも

博多藤四郎

かぁ〜うまかぁ!

秋田藤四郎

とても美味しいですね!

牛乳を飲んだことがなかったのか、すごく感動したように目をキラキラさせているショタ達。なんて可愛いんだろうか…。

柘榴

可愛い…。あ、そう言えば牛乳を飲むと大きくなれるんだって

私の言葉に薬研、後藤、信濃、厚が一気に反応した。

信濃藤四郎

本当なの!?

柘榴

うん!確か牛乳には骨を強くするカルシウムが入ってるから。あ、でも刀だから…大きくならないかな、多分

薬研藤四郎

なんだ、期待させんなよ大将

柘榴

やっぱり君達小さいの気にしてるんだね

後藤藤四郎

そりゃ、でかい方が強そうだしカッコイイだろ!

信濃藤四郎

それに、強くなれたら大将の事も守れるしね?

厚藤四郎

んま、大将を守る事なら今のままでも余裕だけど、でかい方が得だろ!

柘榴

(みんな小さくて可愛いけど男前なんだなぁ)

そんなことを思いながら、私は四人を抱きしめた。

柘榴

あー、本当に良い子……守るとか言われたら嬉しくて泣けちゃう

薬研藤四郎

おいおい、泣くなよ?

抱きつく私の頭を優しく撫でてくれる薬研。みんな優しいしイケメン。つまりイケショタ!?

厚藤四郎

大将って意外と泣き虫なんだな

信濃藤四郎

やっぱり子供っぽい。大将よしよし

後藤藤四郎

大将泣くなよな!

厚は照れ笑いしながらも私が抱きつく事に嫌がらないで居てくれる。信濃は嬉しそうに笑いながらよしよししてくれる。あれ?立場逆?後藤も笑いながら背中をポンポンしてくれる。

柘榴

…もう離したくない!まぁ離す気はないんだけどねっ

私の言葉に笑いながら答えてくれる4人。でも、ほんとにこの本丸に居る刀はみんな同じくらい大切だから絶対に手放したりなんかしない。皆から拒絶されない限り……。口には出さないが、内心で思っていれば他の短刀が嫉妬したようにくっついて来た。

包丁藤四郎

あー、ずるい!俺も!

乱藤四郎

ボクも!

今剣

ならぼくも!

みんなが一斉に抱きついてきて少し苦しかったが、それも幸せに感じれた。それに一瞬家族という言葉が思い浮かんだが、すぐに消えた。

蛍丸

主、大好き

柘榴

へっ?あ、わ、私も大好きだよ…!!

どさくさに紛れて、蛍丸が私の耳元で大好きだと伝えてきた。耳元で話されるのは何だか慣れてなくて、ついビクリと肩を揺らしてしまった。蛍丸…恐るべし…!

〜 大人組 〜

へし切長谷部

本当に主はすごいお方だ。短刀達があんなに懐くなんて

歌仙兼定

そうだね、主の優しさ故だろうね

三日月宗近

はっはっは。こちらまで楽しい気持ちになってくるな

柘榴と短刀達の戯れを見ながらホッコリしている大人組。そこに、一期が顔を出した。

鶴丸国永

お、一期じゃないか

一期一振

おや、これはお揃いで。弟達を知りませんか?

燭台切光忠

短刀達なら、あそこだよ

一期の問いに、燭台切は指を指しながら答えた。

一期一振

あぁ、みんな主と一緒でしたか…

柘榴と戯れている弟達を見れば、一期は嬉しそうに微笑んだ。

鶯丸

あいつらは今取り込み中だから、茶を飲みながら待っていればいい

一期一振

ああ、そうですな。待たせてもらいます

そして一期は、みんなの座ってる場所に腰を下ろした。

三日月宗近

一期よ、風呂は済ませたのか?

一期一振

弟達を寝かせてから入ろうと思っていたので、まだ入っていません

石切丸

なら、弟達は主に任せて…一緒にどうだい?

小狐丸

それがいいですね。私達も、これから入りに行く予定でしたから

一期一振

でも、それでは主に申し訳ないかと……

鶴丸国永

平気だろ、一言声掛けとけば!

三日月宗近

そうだな。では鶴丸、頼んだぞ

鶴丸国永

俺なのか!?

一期一振

あ、いえ、ここは私が…!ではちょっと声をかけて来ますね

一期は鶴丸達に一声かければ、柘榴に近付いた。

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