「 境界線 」
しゅべに(守紅月)
…っ、ひぐっ、(ぽろ)
あの子が啜り泣く声。
…うん、なんかさ、予想通りすぎて笑っちゃう。
嫉妬…かぁ…
しゅべに(守紅月)
……っ、(ぽろ)
ことが(氷途枯)
……んー…べにちゃん?
しゅべに(守紅月)
へ…こ…ことが、さ…
ことが(氷途枯)
うん、ことがだよ?(にこ
しゅべに(守紅月)
っ…!ごめんなさいっ…!!友達なのに こんな…嫉妬なんて……
ことが(氷途枯)
…?
ことが(氷途枯)
ともだち?
ことが(氷途枯)
あたしたち、ともだち じゃないよ?
しゅべに(守紅月)
……ぇ?
ことが(氷途枯)
あ、勘違いしないでね?あたしが あなた と仲良くしてたのは、めぐあ様によく見られたかった だけ。
しゅべに(守紅月)
……
傷、ついちゃったかな。
ごめんなさい。これが本性なの。
ことが(氷途枯)
…自己中でしょ?w
ことが(氷途枯)
だから最初に言ったじゃん。関わらない方がいい って。
しゅべに(守紅月)
あ……
しゅべに(守紅月)
……
しゅべに(守紅月)
……でも…
ことが(氷途枯)
?
しゅべに(守紅月)
友達って思われてなかったなら…!
ぎゅ、(手を握る)
しゅべに(守紅月)
……
「いまから、なりたいです」
ことが(氷途枯)
ぇ……
あれ、
なんで、
なんでこんな、
こんなにやさしい子に、
…
まぁ、たぶんまた こーなると思うけど。
あ、そのときはよろしくね?







