私の恋は以上だ─

マイクの音が鳴り響く中

ズラズラと投票箱に紙を入れて皆帰っていく

それより

らっだぁさんのタイプ聞けなかった…

スタスタ

うぅ、話してる姿も…愛おしい

スタスタ

話しかけに来てくれた？

らっだぁ先生は少しニヤついて話している

そんなアホな顔だったか？

ｻﾞｻﾞｯ

ｻﾞｻﾞｯ

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

とりあえず来たけど

どのくらいかかるかな…

一人暮らしだから別にいいけど

ちょっと眠いかも

ちょっと座ろ

ｻﾞｯ

ちょっと長引いてしまった

寝てる？

まぁあんだけ走っていたし

起こすか？

起きたみたいだ

彼女は目を擦りながらこっちを見てくる

らだ先生に送ってくれるとか…

ほんと、あと少しで死ぬんかな。？

今日ははよ寝ようかな

走って帰ろ

走った、

あと少しで家だ

あとはもう歩いていこうかな

あ、そうだ

LINE。

今日めっちゃ通知きてたんだよなぁ

みよ…

ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ロボロか。

ロボロってこっちなんだ

スマホめっちゃみるやん。

ﾋﾟｯ

あんまりしたことないからよくわかんないんだよね…

次は…

ﾋﾟｺﾝｯ

グループ？！

完全に忘れていた

あ"ぁ〜…♡

可愛いぃ…♡

明日も会えるか…

まぁ、何時何分いつどこにいるかぐらい

ぜーんぶ知ってるんだけど♡

早く会いたい…なぁ♡

ビクッ