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かげよこ

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かげよこ

3 - 想い夢

♥

56

2023年12月10日

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横原悠毅

好きだ!!!!

影山拓也

え、?

横原悠毅

ずっと前から影山くんのことが好きだった

影山拓也

え、横原?

横原悠毅

影山くんと話してるとなんか自分じゃないぐらいドキドキして

横原悠毅

気づいたら影山くんのことばっか考えてた

影山拓也

横原、本気か?

横原悠毅

俺は、ずっと本気だよ…

俺は、涙を流していた

ずっとずっと想っていたことを本人に言った

言ってしまった

酒が入った勢いで

我ながらかっこ悪いやり方で

影山くんの顔は見れなかった

影山拓也

ちょ、横原酔いすぎだって

横原悠毅

酔ってないよ!!

影山くんに触れられそうになって手を振り払った

反射的にしてしまった

触れたいのに

影山拓也

横原ごめん

影山拓也

気づけなかったそんなこと思ってること

影山拓也

でも俺、

影山拓也

嬉しかったよ横原がそう思ってくれてるの

横原悠毅

え、?

顔をあげると大好きな影山くんの顔があった

影山拓也

でも、俺ね

影山拓也

椿くんと付き合ってるんだよね!!

横原悠毅

え?

え?

横原悠毅

え〜〜〜!!!!

横原悠毅

え、あ

横原悠毅

夢か

しょうもない夢見たな

顔は涙で濡れていた

影山くんに想いを伝えることなんてないのに

横原悠毅

準備しよ

今日は午前中の撮影

時刻は7時だった

横原悠毅

おはようございまーす

スタッフさん

おはようございますー

撮影時間になるまでてきとうなところに座って待機する

椅子の方に目をやると

影山拓也

お、おはよう!笑

横原悠毅

あおはよう笑

影山拓也

今日は早いな〜笑

横原悠毅

昨日で学んだから、笑

影山拓也

そっかそっか笑

大丈夫、だよな?

朝変な夢見たせいで生の影山くんを見るとどうしていいか分からなくなる

平常を装わないとな…

松井奏

おはようございます〜

松井奏

あれっ!2人早いね

横原悠毅

普通だし笑

影山拓也

おはよう〜

奏が俺の隣に座った

もっと、影山くんと2人がよかったな

と、思ってしまったのは誤作動だと言い聞かせた

松井奏

てか今日夢でね!!

横原悠毅

夢、

松井奏

うん、夢でね!

思わず口に出してしまった

誰だって夢なんか見るし

あんなんただの夢

現実は変わんないし

夢なんだから気にせずに

今日の撮影も気持ち忘れないと

松井奏

よこぴー?

松井奏

聞いてんのー?

横原悠毅

え?なんだっけ

松井奏

もーだからさ!

松井奏

椿くんとリーダーが付き合ってるって

横原悠毅

えっ!!!!

松井奏

うるさいんだけど笑笑

松井奏

夢の話ね?笑

影山拓也

実際付き合ってないから笑笑

横原悠毅

あ、あぁそうよね笑

焦った

正夢になったかと思った

今にも泣きそうだった

影山拓也

俺と椿くんが付き合う訳ないでしょ笑笑

影山拓也

ただの友達だよ笑

「ただの友達」

影山くんは椿くんのことを言ってるかもしれないけど

別にこれはメンバー全員に当てはまることで

俺と影山くんは所詮

メンバーであり、友達

ただの

松井奏

友達ね〜

松井奏

なんか椿くんとリーダーは夫婦って感じがするけどね

影山拓也

夫婦?笑笑

松井奏

なんか喧嘩中の夫婦みたいな笑

影山拓也

喧嘩してんの笑

椿泰我

おはようございま〜す!

影山拓也

椿くんおはよ〜

松井奏

あ影山くんの夫〜!

椿泰我

いつのまに結婚してたの笑笑

影山拓也

俺は1人にさせてくれって言ってんのにさ〜

椿泰我

いや怖いからそれ笑

椿泰我

そういえばおすすめのサウナあるんだけどさ!!

影山拓也

もいって〜笑笑

椿泰我

いやいや新しいとこなんだけど〜…

松井奏

((よこぴー思い出した?

横原悠毅

((あ完全に忘れてた

そうだこいつに知られてるかもしれないんだ

今のもなんで驚いたか知られてるかもしれないんだ

松井奏

((そっかそっか〜

横原悠毅

((ほんとに何言ったか教えてくれないの?

松井奏

((嫌だよ〜自分で考えなよ〜

横原悠毅

((なんでだよ

松井奏

((まぁまた今度!

鈴木大河

おはようございまーす

影山拓也

おはよー!

椿泰我

おはよ!

鈴木大河

あのさ影と椿くんって付き合ってないよね?

影山拓也

えなんで?笑笑

鈴木大河

いやあのさ付き合ってる夢見たんだよね

松井奏

え!!俺も!

影山拓也

え、俺ら付き合ってないよね?

椿泰我

付き合ってないよ!笑笑

松井奏

結婚はしてるのか

椿泰我

してないしてない笑笑

影山拓也

なんでみんなそんな夢みるの笑笑

影山くんの顔を見ると

ほんとにありえないと思ってる表情だった

それは俺にも当てはまって俺と付き合うってこともありえないってこと

そう考えるとここからいなくなりたかった

もし、影山くんとメンバーとして出会ってなかったら

…なんて考えるのメンバーに失礼だよな

ほんと自分どうかしてるわ

松井奏

え、リーダーはさメンバーと付き合うなら誰なの?

影山拓也

え〜

横原悠毅

俺トイレ行ってくる

松井奏

あ、うん

俺じゃないってことは分かりきってること

でも聞くのは少し怖かった

あんなんで逃げてきて

ほんとしょうもなさすぎるだろ

こんな自虐ばっかして俺らしくない

撮影あるんだから

考えないようにしないと

佐藤新

なにそれ〜

影山拓也

え〜

松井奏

あ、よこぴーおかえり

基俊介

俺でも嫌なんだけど

基俊介

ヨコはどう思う?

横原悠毅

なにが?

基俊介

タクと付き合ったら毎晩ゲーム付き合わされるって

影山拓也

言い方に悪意あるでしょ笑

影山拓也

一緒にゲームしよーよっていうねっ!!

基俊介

毎晩は嫌じゃね〜ゲーム好きだけどさ〜

頭によぎってしまった

毎晩影山くんとゲームしてるところを…

松井奏

よこぴーはゲーム好きだもんね

横原悠毅

まあ

基俊介

じゃできる?彼女の為に毎晩ゲーム

彼女の為に、ね

俺のなかでは

影山拓也

横原は俺と毎晩ゲームできる??笑笑

横原悠毅

笑笑

横原悠毅

ゲーム好きだから別にできるよ笑

基俊介

ひゅーひゅー笑

佐藤新

なにそれ〜〜笑

横原悠毅

やめてまじで笑笑

基俊介

2人の空間にしましょうか

影山拓也

笑笑笑笑

影山拓也

うざいうざい笑笑笑

こんな関係が変わらず続いてくれればいいのに

と思ってしまったのは本心ではない

ともう気づいてしまっている

横原悠毅

え〜うま!!

横原悠毅

まじで美味しんだけど!!

影山拓也

お〜!ほんと?良かった〜

横原悠毅

影山くん料理の腕あがった?笑

影山拓也

でしょでしょ!!

影山拓也

横原に美味しいもの食べさせたくてね笑

横原悠毅

なにそれ笑

影山拓也

ずっと言いたかったんだけどさ

影山拓也

おれ影山くんって呼ばれるの嫌なんだけど…

横原悠毅

えじゃあなんて

影山拓也

拓也って呼んでよ

ねぇ、横原?

拓也って呼んでよ

横原悠毅

好きだよ…

横原悠毅

あ、

横原悠毅

また夢か

あの夢を見てから1週間

毎晩こんな夢をみている

夢のなかで俺と影山くんは付き合っていて

夢のなかの俺は現実の俺とは違う少し弾んだ口調だった

こんな夢を見ていると実際の影山くんを少し避けてしまっているところがある

迷惑かけて何してんだろ

横原悠毅

またこんなこと考えてる

この1週間まともに寝れてなくて

いつも夜中に目が覚めてしまう

今の時間をスマホで確認すると4時だった

横原悠毅

起きる、か

このまま寝れそうになかったから起きることにした

今日の予定はいちをない

オフの日だ

一日中好きなことをして過ごそうと思っている

朝ごはんの食器を片付けてソファに寝っ転がった

若干眠気がなくなってきた

時刻は5時をさしていた

横原悠毅

ゲームしよ

と立ち上がった時思い出した

横原は俺と毎晩ゲームできる?笑笑

ゲームしようとした時考えたくもないのに考えてしまう

あの時の影山くんの笑顔が忘れられない

そんなのできるに決まってるのに

俺、影山くんの付き合ったらダメなのかよ

影山くんがして欲しいこと全部できるつもりなのに

また変なこと考えてる

そんなことを思っているとスマホが鳴った

画面を見ると、

横原悠毅

影山くんからだった

「好きだよ」

と送られてきた

それは取り消された

それが背景のように俺の視界を移している

時間がゆっくりと進む

スマホを触る余裕なんてなくて

ゲームをしようとしていた身体なんかもういなくて

ソファに倒れ込んだ

ゆっくりと目を閉じた

あれは、影山くんが彼女に送ったものだろう

ネガティブに捉えてるかもしれないが

そう考えることしか出来なかった

あの、影山くんだ

彼女いるってなんで気づかなかったんだろう

つい最近できたとか…?

これが告白のタイミングだったとか

そんなことないか

俺と間違えないか

何年も想いを隠してきた

隠したからいけなかったんだろうか

でも、

言ったとしてうまくいく保証なんてひとつもない

俺は

想いに気づいた時から失恋してるんだ

影山拓也

ごめん、別れてくれない?

横原悠毅

え、?

影山拓也

もうなんか疲れたんだよね

横原悠毅

嘘でしょ、

影山拓也

嘘つかないよ

影山拓也

横原といるの飽きた

横原悠毅

本気?

影山拓也

本気だよ

横原悠毅

俺と付き合ってたのって

影山拓也

本気

影山拓也

なつもりだったよ

影山拓也

横原と付き合ってたのも本気だし、別れたいのも本気

影山拓也

これからはさ普通のメンバーとしてさ友達として仲良くしよ、な?

横原悠毅

おれは好きだよ

影山拓也

そういうのだるいから

影山拓也

別に好きでもいいけどさそれを俺に強要しないでよ

横原悠毅

俺、

影山拓也

もういいから

お前といると疲れるんだよ

早く出てけよ

横原悠毅

はぁ、はぁ、はぁ…

横原悠毅

夢か…

想像を絶する悪夢だった

都合のいい夢ばっか見てたからバチがあたったんだろ

スマホを見て時間を確認する

8:00 という数字と溜まった通知が一緒に視界に入ってきた

そうだ

俺、失恋したんだ

夢のなかでも現実でも

スマホには奏からの不在着信もあった

こんな時になんなんだよ

でも、このまま1人で落ち込むより気晴らしになるかと思って

かけ直した

松井奏

もしもし

横原悠毅

なに

松井奏

あれ寝起き?

横原悠毅

まあ

松井奏

そっか

松井奏

あのさ今から家行ってい?

横原悠毅

は?

横原悠毅

なんで

松井奏

この前のこと

横原悠毅

横原悠毅

もう別にどうでもいいよ

松井奏

えなにそれ!

松井奏

てかなんかあった?

横原悠毅

別に、そんだけ?

松井奏

そんだけって家行っていーの?

横原悠毅

まあ

松井奏

じゃ今から行くね?

横原悠毅

あ、

横原悠毅

あんまん買ってきて

松井奏

あー笑

松井奏

わかった笑

横原悠毅

じゃ

とにかく1人になりたくなかった

奏に話すかは後で決めればいい

今は別のことを考えたかった

影山くんとのLINEの画面は開けなかった

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