俺は、気づいたら影山くんが好きだった
恥ずかしいことに俺の中心は影山くんだった
3年前
グループを組んですぐのこと
影山拓也
基俊介
松井奏
影山くんがリーダーでみんなを仕切ってくれていた
影山拓也
横原悠毅
俺と影山くんの関係は良きビジネスパートナーだったのかなと思う
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
影山くんは
俺の中で特別だった
3年前_事務所
影山拓也
基俊介
頻繁に7人でパフォーマンスのことを話していた
横原悠毅
横原悠毅
パフォーマンス面では俺と影山くんが話を進めていた
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
基俊介
横原悠毅
影山拓也
影山くんの笑顔を何故かずっと覚えていて
俺の中にずっとその笑顔がいた
あまりにも、その笑顔が眩しかった
今思えばこの時からもう好きだったんじゃないかと思う
ただ、認めるのが怖かっただけ
2年前
思えば俺が自分の想いに気づいた時だった
7人でご飯を食べに行った時
影山拓也
完全オフで7人で飲み、 俺と影山くん以外酔ってみんな半寝状態だった
影山拓也
横原悠毅
変なことに俺は混乱してしまった
影山拓也
横原悠毅
冷静に考えてそうだよな
なに、考えてんだろ
少し期待してしまった自分がいた
2人で抜け出す?笑
頭の中で影山くんの声でそう再生した自分が嫌になる
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
もっと一緒に居たい
声をきいていたい
顔をみていたい
そう思ってしまった時はもう
取り返しがつかなかった
横原悠毅
気づいてしまった
気づきたくなかったのに
ピンポーン
横原悠毅
気づいたら考えてた
影山くんのこと
考えたくないのに
松井奏
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
松井奏
松井奏
横原悠毅
そうだったな
あんなこともあったな
長く恋をしてきたのが完全に終わらされて
俺は人生に絶望してた
まさかこんなにも好きだったとは
こんなに想いが強くなっていたとは思ってなかった
ほんと自分が嫌になる
松井奏
横原悠毅
影山くんのことになると考え込んで
昔聞いたな
恋は辛いこともあるし嬉しいこともある 恋は色んなことを教えてくれるよ
学生時代にそんなこと聞いたな
松井奏
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
あの日
松井奏
よこぴーが缶ビールを全部飲み干してしまった
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
よこぴーはかすかに泣いていた
見たことない顔で心から辛そうにしてた
新しい缶を開けようとしてるよこぴーを止めることは出来なかった
松井奏
できるだけ優しく言ったが、本人には聞こえてなかった
いくら酒が強いよこぴーでも早いペースで何本も飲んだから泥酔状態だった
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
酔ったよこぴーからこぼれ落ちるように吐き出されたその言葉は
あまりにも切なくて胸が苦しくなった
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
感情の浮き沈みが激しいよこぴーにどう声を掛けたらいいか迷ったが、素直に話を聞くことにした
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
よこぴー、リーダーのこと好きだったんだ
正直驚いた
まさかとは思ったけど
でも
それと同時に安心した
よこぴーが我慢してたことを言ってくれて
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
女々しいけど
これでよこぴーがすっきりするならいいかな
今だけはよこぴーの話を聞いてあげよう
そう思った
横原悠毅
目尻に涙がたまったよこぴーは何本も酒を開けた
それと同じぐらいリーダーのことを口にした
1時間後ぐらいだろうか
話つかれたのかよこぴーは寝落ちしてしまった
俺は置き手紙を書いてその場を離れた
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
松井奏
横原悠毅
全部全部奏に言ってんじゃん
一時的な感情がこんなことになるなんて
いや、
一時的じゃないかもしれない
俺はずっと
耐えられなかったのかもしれない
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
食べ終わってようやく脳の整理がつき始めた
松井奏
松井奏
横原悠毅
松井奏
奏にこんなこと言わせるのが辛かった
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
そう、自分が1番分かってる
こんなんおかしいって
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
奏にそんなことを言われるのが
今までの俺を慰めてくれているようで
間に受けてしまった
本当にそう考えてもいんだろうか
でも
俺のこんな恋も
今、終止符を無理やり打たれたのだけど
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
改めて声に出して言ってみると思いのほか辛かった
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
あの通知が頭の中でよぎった
それが辛くて目を奥が痛くなった
力を抜くと涙が出てしまいそうだった
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
奏が困惑してるのに反して
俺は冷静というより
感情の出し方を忘れてしまった
体に力が入らなかった
全部の世界が白黒に見えた
松井奏
松井奏
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
あの通知が過ぎってしまった
好き
あの言葉は俺じゃない違うものに向けての好きで
影山くんが好きなのは俺じゃない
それを突きつけられてしまって
力が入らなくて
涙が出てしまった
松井奏
松井奏
奏に気を使わせてしまっているのが
申し訳なかった
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
影山くんがどんだけ好きかも
自分で整理をつけないといけないことも
全部自分が1番分かってる
はずなんだよ…
横原悠毅
横原悠毅
横原悠毅
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
松井奏
横原悠毅
松井奏
横原悠毅
奏の優しさにいたたまれなかった
今度、改めてお礼言わないとな
奏の言葉は
今の俺には
優しすぎる言葉だった
横原悠毅
俺はこれからの人生に絶望した
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