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めちゃ早いですが最終回です((
上京してから約3年が経つ。
遂に今日、俺は札幌に戻る。
電車が進み、少しずつ見慣れた景色が広がり始める。
それと同時に彼女と初めて会った日の事。
彼女と初めて手を繋いだ日の事。
彼女と再び会える日まで胸の奥に閉じ込めていた彼女との思い出が次々と蘇ってくる。
緑
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緑
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そんな風に彼女の事に思考を巡らせているうちに札幌駅に着いた。
着いたよ、という報告の為に震える手で彼女に電話をかける。
かけて間もなく携帯から明るい声色の彼女の声が聞こえる。
黄
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緑
黄
緑
彼女があの日と同じ言葉を笑いながら口にする。
黄
黄
黄
その言葉を最後に通話が終わる。
だがその次の瞬間には、世界一大好きな彼女の声は俺の胸の辺りからしていた。
黄
黄
緑
粉雪の舞う札幌駅のホームで俺達はキスを交わした。
𓏸 𓈒 𓂃 𝐄𝐍𝐃𓂃 𓈒𓏸
以上で連載終了となります…!
閲覧ありがとうございました!
気が向いたら番外編書くかも…?
お ま け
黄 side
黄
少しでも彼の不安を減らす為、涙を流さないように耐えていた。
だが、彼が居なくなった今、涙が止まらない。
黄
黄
黄
悲しさと同時に不安が押し寄せてくる。
これも全部彼の事が好きだから。
なんて、ただ理由がつけたかっただけ。
黄
黄
心の中で彼に言葉をかけ、駅のホームを後にした。