事の始まりはとても些細なことだった。
とても些細な事がなぜこんな大事に発展してしまったのか
エシュマー
玉座に足を組んで座る14歳ぐらいであろうか一人の女性は、「アレク」と呼ばれた男性に話しかけた。
アレク
この男性の名は「アレク」。魔法使いの端くれで、エシュマーが生まれる前からずっとアスモデウス家に仕えている。
魔法使いは悪魔と同じ不老だから、ざっと50年は生きているだろう。
エシュマー
アレク
エシュマー
エシュマーはちらりと横目で柱時計を見た。
時計は十二時を指している。
エシュマー
エシュマー
アレク
アレク
6月6日の十二時
それは悪魔にとって、月に一度の「悪魔集会」だった。
悪魔集会は、七人の悪魔が集まる、サバトの様なものだ。
当然、色欲の悪魔「アスモデウス家」も出席しなければならない。
エシュマー
エシュマー
アレク
エシュマー
馬車の外を馬車の中からエシュマーは見ながら、アレクに聞いた。
エシュマー
アレク
エシュマー
エシュマー
エシュマー
エシュマー
なぜこんなにエシュマーはペオルを嫌っているのか
それは後にわかる。
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