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悪魔さんとトランプをして 数時間が経過した
人間に化けた悪魔さんは面会時間が来て帰った
けど人間としては居れなくなっただけで 悪魔の姿でまだ僕の目の前にいる
青
桃
青
桃
そう言い悪魔さんはぼーっと窓の外を 眺めていた
桃
青
悪魔さんは5分も経たないうちに 暇になったらしい
だから言わんこっちゃない
桃
青
桃
そんな僕の言葉を聞いた悪魔さんは またそっぽを向いてしまった
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
悪魔さんは僕のその言葉に黙った
流石に懲りたかな?
桃
かと思えばなんだか開き直っていた
桃
青
この悪魔さんは一体何を考えてるんだ?
青
桃
青
桃
青
青
看護師
青
看護師
青
桃
青
看護師
青
桃
この悪魔さんいつか絶対潰すと思った瞬間だった
屋上
桃
青
桃
悪魔さんは病室にいた時よりはしゃいでいた
青
桃
桃
そう言い悪魔さんは二カッと笑みを浮かべた
僕は不意にもその表情に見とれてしまった
桃
青
桃
青
いつも病室で本を読んでいたから すっかり外の空気を忘れていた僕にとって 今の状況は少しだけ胸が高鳴った
でもそれと同時に
どうしようもない虚しさもあった
青
その言葉に悪魔さんは何故か喜びの視線をこちらに向けた
桃
青
桃
桃
青
桃
生きたいって思っちゃうからだろ
青
図星だ
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
悪魔さんはそう言い暗い夜空に飛び去っていった
生きる希望なんて僕に出来るわけない そんな気持ち、遠い昔に捨ててきた
はずだったのに
悪魔さんは
桃くんは
僕に要らない感情をこれからも沢山植え付けてくるのだろう
今までの話はほんの序章に過ぎなかった
きっと大きな波はこれからやってくる
これから自分がどうなっていくのか 生きたいと思ったその時
桃くんは僕にとっての 悪魔か神様か
少しだけ分からなくなった