一覧ページ

幽霊の仕業

第1話 - 幽霊の仕業

2021年03月25日

#ホラー

#心霊体験

つき🌙

優芽(ゆめ)

私が小学５か、６年生の頃｡

優芽(ゆめ)

(うわ～。)

優芽(ゆめ)

(朝かよ。)

優芽(ゆめ)

(学校ダルッ｡)

優芽(ゆめ)

(で、今何時だよ？)

優芽(ゆめ)

(ゲッ！)

優芽(ゆめ)

(遅刻じゃぁね～か！)

優芽(ゆめ)

(お母さん仕事で居ないし。)

優芽(ゆめ)

(お父さんも仕事で居ないし。)

優芽(ゆめ)

(姉は学校行った。)

優芽(ゆめ)

(家に私一人だけじゃん。)

優芽(ゆめ)

(まぁ、良いや。)

優芽(ゆめ)

(とりあえず、
お父さんに電話
しよ。)

優芽(ゆめ)

もしもし｡

優芽(ゆめ)

お父さん？

優芽のお父さん

なんだ？優芽。

優芽(ゆめ)

あのさ、遅刻したんだけど。

優芽(ゆめ)

学校行くにどうしよう｡

優芽のお父さん

それなら、お父さんの
友達が迎えに来て。
学校まで送ってあげる
ようにするから。

優芽のお父さん

学校の準備しなさい。

優芽(ゆめ)

分かった。

優芽(ゆめ)

バイバイ｡

優芽のお父さん

バイバイ｡

優芽(ゆめ)

(チッ。)

優芽(ゆめ)

(学校行きたくね～のに｡)

優芽(ゆめ)

(仕方ね～。)

優芽(ゆめ)

(準備するか｡)

優芽(ゆめ)

(着替えて｡)

優芽(ゆめ)

(顔洗って。)

優芽(ゆめ)

(お茶飲んで。)

優芽(ゆめ)

(歯磨きして。)

優芽(ゆめ)

(あれ？お父さんの
友達、来やがった。)

優芽(ゆめ)

(まだ歯磨きしてる
っつ～の。)

優芽の父の友達

こんにちは｡

優芽の父の友達

さぁ、学校行くよ｡

優芽(ゆめ)

は～い。

優芽(ゆめ)

今、歯磨き中なので｡
ちょっと待ってください。

優芽(ゆめ)

(うがいした。)

優芽(ゆめ)

お待たせしました。

優芽(ゆめ)

じゃぁ、よろしくお願いします。

優芽の父の友達

はい。

優芽(ゆめ)

(車に乗る。)

優芽の父の友達

朝ご飯、食べた？

優芽(ゆめ)

食べてないです｡

優芽(ゆめ)

(食べる時間、
ね～よ。)

優芽の父の友達

そう｡

優芽(ゆめ)

(途中｡)

優芽(ゆめ)

(マックスバリューに
寄った。)

優芽(ゆめ)

(私は車の中で待った。)

優芽(ゆめ)

(やっと、戻って来やがった｡)

優芽の父の友達

お待たせ～。

優芽の父の友達

ツナマヨおにぎり、
買ってきたよ。

優芽(ゆめ)

(私の好きなツナマヨじゃん。)

優芽(ゆめ)

(ラッキー｡)

優芽(ゆめ)

ありがとうございます。

優芽の父の友達

いえ。いえ。たくさん、
食べてね。

優芽(ゆめ)

はい。

優芽(ゆめ)

(私はツナマヨおにぎりを、
食べた。)

優芽(ゆめ)

(ゲッ！)

優芽(ゆめ)

(学校着きやがった。)

優芽(ゆめ)

ありがとうございました。

優芽の父の友達

じゃぁね。いってらっしゃい｡

優芽(ゆめ)

はい。

優芽(ゆめ)

(私は階段を登る。)

優芽(ゆめ)

(靴を下駄箱に入れて｡)

優芽(ゆめ)

(中靴をはく。)

優芽(ゆめ)

(私は職員室前の廊下を通り。
緑の階段を登った。)

優芽(ゆめ)

(その後の話｡)

先生

あら。優芽さん。
まだ学校へ来ていない
と、思っていたのよ。

先生

職員室前の廊下を優芽さんが
通ると、思ってね。

先生

見張ってたんだけど。
なかなか、来なかったのよ。

先生

だから、緑の階段も登って
来て無いわよね。

優芽(ゆめ)

職員室前の廊下通りました。

優芽(ゆめ)

緑の階段も登りました。

先生

おかしいわね。
優芽さん。顔見ると、
嘘ついてるように、
思えないわね。

優芽(ゆめ)

(ゲッ！)

優芽(ゆめ)

(顔に出たくないな。)

先生

優芽さんの足音も、
聞こえなかったし。
足、浮いてたの
かしらね。

先生

姿も見えないから、
透明人間かしらね。

先生

きっと、幽霊の仕業
じゃないかしら。

先生

幽霊は本当に居るのね。

優芽(ゆめ)

(ふ～ん。)

優芽(ゆめ)

(本当に幽霊は居る。
気がした。)

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

つき🌙

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

幽霊の仕業

第1話 - 幽霊の仕業

作者の他の作品すべて見る

関連するタグ