TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

凛華

っ⋯は

凛華

はぁっ⋯

目覚めた

此処は無限列車の中

先刻迄の出来事は夢

炭治郎

あ、凛華⋯さん?

凛華

⋯竈門さん

凛華

今の状況を簡潔に説明お願いします

炭治郎

え、えっと

炭治郎

俺達は鬼の血鬼術で眠らされてい⋯

凛華

!?

炭治郎

!!

炭治郎

(何だ!?鬼に操られてるのか!?)

 

邪魔しないでよ

 

あんたたちが来たせいで

 

夢を見せてもらえないじゃない!!

凛華

!!

炭治郎

(自分の意思で⋯?)

 

何してんのよ

 

あんたも起きたなら加勢しなさいよ

 

結核だか何だか知らないけど

 

ちゃんと働かないなら

 

“あの人”に言って夢見せてもらえないようにするからね

炭治郎

(まだいたのか)

炭治郎

(俺と繋がってた人だろうか)

炭治郎

(結核⋯病気なんだ⋯)

炭治郎

(可哀想に⋯)

炭治郎

(許せない鬼だ)

炭治郎

(人の心につけ込んだ)

結核

不治の病⋯

先程の少女の発言から夢は意図的に見せられるものと推測される

“あの人”が鬼を指しているとしたならば

あの少年は病から逃れるために加担した⋯?

他の子達も同じような子が集まっているとすると

鬼はこの子達の心に漬け込んで従わせている

許されない行為です

炭治郎

ごめん

炭治郎

俺は戦いに行かなきゃならないから

炭治郎

幸せな夢の中にいたいよね

炭治郎

わかるよ

炭治郎

俺も夢の中にいたかった⋯

 

⋯⋯

炭治郎

大丈夫ですか?

 

⋯⋯

 

ありがとう

 

気をつけて

炭治郎

はい

炭治郎

禰豆子!!

凛華

待って

凛華

恐らく鬼は列車の外にいます

凛華

ここから離れると炎柱様達も危険に晒されかねない

凛華

私が行きます

凛華

貴方達はこの車両を中心に守ってください

炭治郎

でも⋯

凛華

大丈夫です

凛華

其れに鬼が十二鬼月だった場合貴方が対処出来るか分からない

凛華

勝機が少しでも多い方を選びましょう

凛華

合理的に

炭治郎

(この人の言っている事は納得出来る)

炭治郎

(でも⋯俺と禰豆子だけで守れるのか?)

炭治郎

(凛華さんの方が守れるんじゃないのか?)

凛華

⋯鬼の女の子

凛華

貴女の名前は何ですか?

禰豆子

ムー!

炭治郎

あ⋯禰豆子と言います

凛華

⋯禰豆子さん

凛華

どうかお兄さんを支えてあげてくださいね

凛華

此処での貴女の行動が、今後のお兄さんの評価に繋がってくる

炭治郎

⋯!

凛華

では私は行きます

凛華

どうか皆様を守って

炭治郎

炭治郎

消えた⋯

空気が重い⋯前方ですね

あの血鬼術なるものは幸せな夢を見せるものとすると

見るのが長いほど抜け出せなくなる⋯?

“自害”という方法が見つからずに長い間夢に浸ってしまえば、戻れなくなる可能性は⋯?

凛華

どれであっても最悪なことに変わりは無い⋯

凛華

早く倒してしまいましょう

魘夢

あれぇ

魘夢

起きたの

魘夢

おはよう

魘夢

まだ寝てて良かったのに

此奴が⋯

魘夢

折角良い夢を“見せてやっていた”でしょう

魘夢

お前の家族皆惨殺する夢を見せることも出来たんだよ?

魘夢

今度は家族が鬼になる夢を見せてやろうか

凛華

何なんですか此奴

悪趣味な鬼⋯

家族が鬼になる?

そんな事有り得ない

有り得てはいけない

その為に

その為に家族を燃やしたんだ⋯!

最愛の人達を、苦しまずに弔ってあげられるように!

凛華

人の心に土足で踏み入ってこないでください

凛華

私は貴方を許しません⋯

凛華

霞の呼吸

凛華

伍ノ型

凛華

霞雲の海

強制昏倒催眠の囁き

魘夢

お眠りィィ

凛華

!!

眠らない

魘夢

眠れぇぇ

魘夢

眠れぇえぇ

魘夢

眠れぇえぇえ

魘夢

眠れぇ

魘夢

眠れえぇえええ!!

効かない

どうしてだ

いや違う

これは

此奴は何度も術に掛かっている

掛かった瞬間に掛かった事を認識し

覚醒の為の自決をしているのだ

夢の中だったとしても自決するということは

自分で自分を殺すということは

相当な胆力が要る

此の餓鬼はまともじゃない

魘夢が凛華に見せたのは悪夢

凛華は夢の中で、最愛の人達に見捨てられた

 

凛華

 

貴女はもう要らない

 

麗奈と麗央だけ居れば良いわ

 

そうだな

 

姉様

 

姉様は何故そんなに⋯

 

⋯やっぱ何でもないです

 

まずもう姉様じゃないですもんね

 

お姉様じゃないなら誰?

 

んー⋯愚図?

 

こら

 

言い過ぎよ

凛華

な⋯

 

ねぇ

 

鈴返してよ

 

君になんかあげるんじゃなかった

 

もっと良い子が居る

 

だからさ

無一郎

早く返してよ

凛華

時透様⋯?

凛華

凛華

私の家族が⋯っ

凛華

友人が⋯っ

凛華

そんな事を言う筈無いでしょう!!!

凛華

大切な人を⋯これ以上っ

凛華

侮辱しないで下さい⋯!

魘夢

(此奴⋯)

手応えが殆ど無い

もしかして之も夢?

それとも此の鬼はあの時の鬼より弱かった?

魘夢

はぁぁぁ⋯

魘夢

お前、ムカつくなぁ

魘夢

存在自体が何かこう⋯

魘夢

癪に障るような感じだ

死なない⋯

血鬼術では無い

ならば本質⋯?

魘夢

⋯つまんないな

魘夢

もっと絶望した顔を見せてよ

凛華

⋯何故貴方は死なないのです?

魘夢

教える訳無いでしょ

魘夢

でも一つだけ言っとくとね

魘夢

この汽車の乗客二百人余りが

魘夢

俺の体を更に強化する為の餌

魘夢

そして人質

魘夢

ねぇ

魘夢

守りきれる?

魘夢

君は一人で

魘夢

この汽車の端から端までうじゃうじゃとしている人間達全てを

魘夢

俺に“おあずけ”させられるかな?

魘夢

ふふふっ

首を切った後の頭は汽車から生えていた

あの身体が本体でないとするならば、有り得る可能性は一つ

汽車と融合した

急がなければ

彼奴の首を、今度こそ切らなければ⋯!

貴方に憧れたから。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

609

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚