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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

どもどもー!

もう第七話でございます!

早い!

今回はちょっとだけ第六話のあらすじを…!

今からおよそ10ヶ月前のある日 雨栗に一件の電話が… 電話の相手から親が亡くなったことを告げられる そして3人で〇〇病院へと向かうことになった。

って感じです!

今回ちょっと死の表現があるので嫌な方注意!

グロくはないけどしんどい系です。

それじゃ、START〜!

電車で〇〇病院へ

米将軍

なぁ、雨栗。

米将軍

急に病院行くってなんだよ?

雨栗

……。

米将軍

せめて理由くらい…

雨栗

お母さんが死んだ。

米将軍

は…?

米将軍

お前何言って…!

水月ルザク

…そっか……

雨栗

…ルザピ?

水月ルザク

旅行なんかじゃないって知ってたよ

水月ルザク

お母さんがいなくなった時、二人とも嘘ついてる時の顔してたし

水月ルザク

それに…

水月ルザク

リビングに捨ててあった紙…見たし…

米将軍

米将軍

ルザピ…!

米将軍

無理させて、ごめんな…

米将軍

ルザピには、本当のこと知らないで欲しくて…!

雨栗

私も…ごめん

雨栗

病院行く理由…隠してて…

水月ルザク

うんん…

水月ルザク

僕だって…家族だし

水月ルザク

背負ってるものは同じだからさ

雨栗

ルザピ…!

医者

雨栗さん達ですね…?

雨栗

はい。

医者

どうぞ

雨栗

失礼します…。

米将軍

お母さんだ…

水月ルザク

お母さん…

医者

この度はご愁傷様でした

雨栗

いえ…

医者

お母様から遺書を預かっております…

米将軍

遺書…

雨栗

読んでも…いいですか…?

医者

ええ、

医者

どうぞ。

3人へ 急に出ていってごめんなさい。 私のことは嫌ってくれて構いません。 いや、嫌ってください。 病気で、余命宣告を受けた時に、 「嫌ってくれたら、私が死んだ時に辛くないかな」 なんて思ったの。 でも、最期まで一緒にいるべきだったって思う。 今更だけど、後悔してる。 最期にあなた達の笑顔を見に、会いに行こうと思った時には、 もう体は自由にはなりませんでした。 自分勝手なお母さんでごめんね。 3人の幸せを心から願っています。 お母さんより

雨栗

…。

米将軍

…。

水月ルザク

…。

雨栗

ありがとう…ございました。

医者

いえ…。

医者

3人だけで、お辛いでしょうが…

米将軍

大丈夫です。

米将軍

失礼します。

水月ルザク

お母さん…ばいばい。。

米将軍

(ルザピ…!

水月ルザク

(大丈夫。泣かない。)

水月ルザク

(にいちゃん達がいるんだから…)

水月ルザク

(きっと、大丈夫…)

雨栗

ルザピ…?

雨栗

大丈夫…?

水月ルザク

うっ…うん!

水月ルザク

大丈夫…

水月ルザク

(にいちゃん達に心配かけちゃいけない…!)

米将軍

俺…なんも知らなかった…

雨栗

私もだよ…

雨栗

ルザピ…?

水月ルザク

ん…?

雨栗

心配?

雨栗

これからのこと

水月ルザク

ん…

水月ルザク

ちょっと…だけ…

雨栗

私達、バイト増やすからさ。

雨栗

生活だって、困らないようにするから。

雨栗

ね?

米将軍

ルザピは、心配しなくて大丈夫だよ

水月ルザク

でも、二人も無理して…!

雨栗

大丈夫!

雨栗

大丈夫だから…

水月ルザク

大丈夫じゃないじゃん!

雨栗

ビクッ

米将軍

ビクッ

水月ルザク

毎日毎日夜までバイトして、

水月ルザク

僕の朝ごはん作ってくれて、

水月ルザク

学校行って…

水月ルザク

体大丈夫なわけないじゃん!

米将軍

ルザピ…

米将軍

ごめんね。

米将軍

でも…大丈夫だから

水月ルザク

それに…

水月ルザク

毎日二人ともバイト行って…寂しい…

雨栗

…!

雨栗

そっか…

雨栗

ルザピはしっかりしてるから…

雨栗

でもまだ2年生だもんな…

雨栗

ごめんね。

水月ルザク

お金持ちとかじゃなくていいから…

水月ルザク

二人と…居たい。

雨栗

じゃあ、どっちかはルザピと一緒にいるようにする!

雨栗

バイトは交代で行く!

雨栗

それならどう?

水月ルザク

…わかった…

雨栗

寂しかったよね…

雨栗

ネデナデ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)\(´∀`)

水月ルザク

わがまま言って…ごめんね?

雨栗

うんん。

雨栗

ルザピはもっとわがまま言わないと!

水月ルザク

え…?

米将軍

そうそう!

米将軍

まだ2年生だよ?

米将軍

もっとしたいこと言って!

米将軍

ルザピが悲しいと、俺らも悲しい

水月ルザク

そっか…

水月ルザク

じゃあ…

水月ルザク

今日一緒に…寝て…欲しい…

雨栗

いいよ!

米将軍

もちろん!

雨栗

ルザピ、疲れたでしょ?

雨栗

帰って3人で寝よ!

水月ルザク

うん…!

米将軍

よいしょ

ルザピをベッドに下ろす

水月ルザク

スー スー

雨栗

寝ちゃった。

雨栗

そりゃあそうだよね

米将軍

うん…

米将軍

雨栗…?

雨栗

ん?

米将軍

大丈夫?

雨栗

何が?

米将軍

お母さんのこと…

雨栗

まあ…ちょっとしんどいけど…

米将軍

大丈夫。俺が雨栗もルザピも守るから。

雨栗

⁉︎

米将軍

俺、長男だしさ

雨栗

でもこめしょーだって…

米将軍

大丈夫だから…ね?

雨栗

…。

雨栗

ルザピが…言ってただろ

米将軍

雨栗

私達は家族なの!

雨栗

背負ってるものは、同じなんだって!

雨栗

だから、こめしょーだけで背負うな!

米将軍

そっか…

米将軍

そうだよな…

米将軍

わかったよ…

雨栗

よかった

雨栗

おやすみ…

米将軍

おやすみ。

終わりー!

これを持って過去編終了にします!

この後もまだまだ続きますよー!

第八話は、ルザピの風邪が治って、

再び登校するシーンから!

授業参観のパートもいずれ出すよー!

お楽しみに!

リクも待ってます!

雨栗

それじゃ!

おつある〜!

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