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隣の不思議さん。第一話

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隣の不思議さん。第一話

1 - 隣の不思議さん。第一話

♥

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2018年10月09日

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今日も学校か…

あ~かったりぃなぁ

…と、その前に、なんか誰かに見られてる気がするから自己紹介でもするか

俺の名前は中村修斗

特に秀でたところはないし彼女もいない

そして俺はいつも思うんだ

リア充になりてぇ

幸樹

おっす修斗

修斗

おお幸樹

こいつは幸樹

俺の一番の親友だな

幸樹

今日席替えだってよ!

修斗

マジ!?

幸樹

マジマジ、さっき岩城(担任)が言ってた

修斗

よっしゃあ!

修斗

もうこの席飽きた頃だったし

修斗

次は幸樹と同じ班になりたいわ~

幸樹

な!お互い祈ろうぜ 笑

幸樹

ところで修斗

修斗

ん?

幸樹

お前女子で隣になって欲しい人とかいるか?

修斗

へ?

修斗

なんだよ急に 笑

幸樹

いや気になっただけだよ

修斗

そうだな…

修斗

静かな人がいいわ

修斗

今の席の葵とかだと授業中ちょっとサボっただけでうるさく注意してくるし

修斗

そういう系の女子はもう勘弁だわ 笑

幸樹

俺もパス 笑

修斗

俺は上田さんとかがいいかな

幸樹

あぁ、静かで穏やかだよな

修斗

うん。幸樹はどうなんだよ?

幸樹

俺?俺は…

幸樹

花崎さんかな

花崎由奈

俺はそういえば花崎さんと二回くらいしか話したことねぇや

そんなことを考えていると幸樹は

幸樹

ま、葵系の女子だけにはならないようにしような 笑

修斗

あぁ 笑

そう言って他の席へ行った

幸樹が目を俺から逸らすと、俺は花崎さんを見た

一番前の窓際の席

花崎さんは髪が長くて静かなイメージがあるけど

実際どうなんだろうか

俺はちょっと考えるとなんかめんどくなったから

机に突っ伏した

岩城

…ゃ、ぃまから席替えするぞ

岩城の声がして俺は目が覚めた

寝てたらしい

顔を上げると

黒板には席替えと大きく書いてあった

席替えきた!

そう思ってわくわくしていたら

…ハプニング発生

岩城

今回はくじ引きではなく先生が考えた席に座るように

岩城

最近うるせぇって他の教師から苦情きてるから

岩城

俺からの可愛いお仕置きだ

幸樹

えーっ!?

クラスメイト 1

そんなのつまんねぇよ!

クラスメイト 2

そうよ!くじ引きにしてくださいよ!

岩城に激しいブーイングが来てた

すると岩城は怒ったように

岩城

んなこと言うなら席替えもしないぞ!

と言った

クラス沈黙

岩城の勝ちだ

岩城

…よし

岩城

じゃ今から名前言うから前から順番に座ってくれ

数分後

あれ?俺全然呼ばれねぇや

もう四人しか残ってねぇぞ

岩城

んで、ここが河上で、ここが吉田

…え

岩城

ここの二席は中村と花崎な

えーっ!!

幸樹の希望の席じゃん!

一番後ろの席でしかも花崎さんの隣!

俺が幸樹を見ると幸樹は悔しそうに笑っていた

由奈

よろしくね、中村くん

修斗

あぁ、よろしく

花崎さんって結構可愛い声してるんだな

顔も結構可愛いし…

俺、席替え成功したな!

休み時間

修斗

幸樹!俺席替え成功したぜ!

幸樹

いいよな~

幸樹

俺なんて葵なんかの隣だぞ?

葵「なんか」ってなによ!

「なんか」って!

幸樹

わかったわかった!降参!

よろしい。

二人の会話に俺は吹き出した

席に戻ると花崎さんが声をかけてきた

由奈

ねぇ中村くん

修斗

ん?

由奈

これから修斗って呼んでいい?

修斗

え?あ、いいよ

俺は何事もないように返事したけど

この時俺は顔が真っ赤になっていたと思う…多分

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