君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。君が好きだ。
最後のページにはそう記した。
遠い遠い存在の、
貴方に届くように。
好きで好きで好きで、
ずっと見てきた。
貴方を。
転校生が来た。
静かで、
決して大きくない声だけど、
よく響く声だった。
透き通るような、芯のあるような声。
肌は心配になる程青白くて、
頬は驚く程痩けていて、
身長はうんと高い。
髪は黒くて、男の子だと思うと長いと思う。
私は、人の事は言えないけれど。
眼は紅く、
手元をよく観ると、爪の形がガタガタしてて不揃い。
若しかしたら、爪を噛んでしまう癖でもあるのかもしれない。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ニコライ・ゴーゴリ
其の瞬間分かった。
僕は同性愛者だ。
今までずっと恋をしてこなかったのは、
きっと君の為なんだって、
思った。
フョードル・ドストエフスキー
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
静かに僕の隣を座った。
初めて君の横顔を見た。
綺麗で、
睫毛も長い。
伏し目がちな目元が
よりミステリアスに見える。
ニコライ・ゴーゴリ
フョードル・ドストエフスキー
ニコライ・ゴーゴリ
フョードル・ドストエフスキー
随分と大雑把な説明を聞いて
益々興味を持った。
其の時は数学の授業中だったけど、
彼はペン…
否、ノートすら出さなかった。
唯窓の外を詰まらなさそうに眺めていた。
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
矢張り伏し目がちで
でもほんの微かな微笑が
綺麗だな。って思った。
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ニコライ・ゴーゴリ
其の時彼は少し驚いたような顔をして、
でも、又直ぐに微笑し、
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
之迄にない程高揚した。
嬉しくて、兎に角嬉しくて、
ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
僕は喜んでそう応えた。
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鈴 都
鈴 都
鈴 都
鈴 都
鈴 都
コメント
9件
エモい雰囲気がめちゃ好き(⑉-ᢦ-⑉)
え、やば好き。 1話の時点で神作品じゃん