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数日後 合格発表の日
美琴
美琴父
修也
まだ心の準備が できてないのが事実。 前日から緊張しすぎて あまり寝られなかった。
修也
美琴
美琴父
修也
美琴父
美琴
修也
彼がクリックすると 次のページに進んだ。 ホームページが混雑しているのか 読み込むスピードが遅くなっている。
美琴
美琴父
修也
美琴父
美琴
近くにいたポムの相手をする。 お腹見せてきたから 思いっきり撫でまくる。
修也
美琴父
修也
恐る恐る 顔を上げると 合格の文字が書かれていた。
美琴
美琴父
美琴
修也
美琴
美琴父
そそくさと 部屋から出ていったお父さん。
合否がわかったあと やたらとお腹がすいたので シフォンケーキを 食べようとリビングに向かった。
美琴父
美琴
修也くんがここに来た時に 発覚した お金の件。 受験で精一杯だったから 忘れてた…
美琴
美琴父
美琴
美琴父
新聞を手渡してきて 中身を見ると 一面にそのニュースについて 情報が流されてあった。
美琴
美琴父
美琴
シフォンケーキに フォークを入れ 口に運んだ。
夜 近くの海にやってきた。 実は今日お母さんの命日。 よくお母さんが言ってたんだけど 『満月の夜に海に行くと 星が綺麗に見える』 って。 前々から大学合格した日に 海で星がみたくて 天気予報と月の満ち欠けについて スマホとにらめっこしてたら ちょうど今日が綺麗に見える日だった。
美琴
修也
美琴
いつの間にか 修也くんが隣にいた。 1人で家を出たつもりだったのに。
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
不意に疑問に思ったことを 彼に聞いてみる。
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
風が吹く度に 海の潮の匂いが 鼻にまとわりつく。 夏と違った匂いだった。
修也
美琴
修也
美琴
修也
美琴
詳しく話を聞けば 春季キャンプが終わるタイミングで 寮に戻り シーズンに向け 最終調整するらしい。 嬉しいような寂しいような感情が 混じり合う。
美琴
修也
美琴
修也
美琴
修也
月明かりに照らされている 彼の横顔に 見惚れちゃったことは 誰にも言えない。 彼への恋心を自覚してしまったみたい。 あと2週間したら 彼と別れることになる。 もう二度と会えないかもしれないと 自覚してしまった恋心を 封じ込めるように 彼と家に向かった。