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ピピピ…ピピピピ…

澄風 なぎさ

もう朝かぁ…今日は休みだからいいけど。

澄風 なぎさ

って、今日は梨緒との約束あるんだった!ヤバいマジでヤバい。

急いで、部屋を出て階段を駆け降りる。

澄風 なぎさ

朝ごはんは良いや!ヤバい遅れる!!

澄風 なぎさ

ハァ、ハァ………

檜木 梨緒

アンタ、また悪い癖が出たね?

澄風 なぎさ

いやぁ、七時半に設定したはずだったのに。

澄風 なぎさ

なんか遅れてた。

檜木 梨緒

それ、絶対七時半の気づかなかったやつじゃん。

檜木 梨緒

まぁ良いや。今日さ、「想」行ってみない?

澄風 なぎさ

え…!?月影線って、超限定チケット買って厳しい検査受けなきゃいけないんじゃ?

檜木 梨緒

いや、運良く2枚貰えたのよ。検査も大丈夫だったし。だから行こう!

澄風 なぎさ

初めて行くけど、うん!

そうして向かった。

月影線乗り場へ。

一方、「想」世界では。

鏡狂 悠斗

暇だな。

火桜 柳

そうだな。

月影 澪彩

暇だね、うん。

メラノ

やーやー、何やってんの?

鏡狂 悠斗

いや、何で学生であるお前がここにいる。

メラノ

こっそり抜け出した。

月影 澪彩

なるほど。

鏡狂 悠斗

ちゃんと勉強しな。

メラノ

やーだね。ボク、ちゃんと勉強出来るし。

火桜 柳

こりゃ、学校で問題児扱いされるぞ。

メラノ

されてるから大丈夫。

月影 澪彩

あーね…

ボクの学校は超エリート学校だけど、全然校則が緩いし途中で抜け出しても全くバレない。だから、抜け出してよくここの神社に来ている。

メラノ

ボクさぁ、飽きたんだよー。あの学校に。

鏡狂 悠斗

学校に飽きるとかあるのかよ。

メラノ

あるさぁ!

月影 澪彩

あ、ごめん。電話来たわ。

月影 澪彩

もしもし?え、着いた?やった!分かった、想萊駅に向かうから!じゃあ。

メラノ

エ?

月影 澪彩

現の友達。

メラノ

えー?現の人間なんて、異能すら使えない凡人じゃーん。

火桜 柳

そういうことを言うな。

メラノ

へーい…ボクも着いていってあげるよ。

鏡狂 悠斗

俺も行く。

月影 澪彩

じゃあ皆で行くか。

そうして、ボクやみんなは想萊駅に向かった。

澄風 なぎさ

こ、ここが「想」?

檜木 梨緒

うん。

澄風 なぎさ

なんか変わらないね…現の世界と。

檜木 梨緒

まぁそれはそうだよ、異能以外はみんな同じなんだから。

駅周辺は、人でガヤガヤとしている。 人混みの中から、こちらに向かって手を振る人物がいた。

月影 澪彩

おーい、梨緒!

檜木 梨緒

あ、澪彩!

澄風 なぎさ

え、えと…初めましてっ。

月影 澪彩

緊張しなくて良いよ、私は月影澪彩。

澄風 なぎさ

澪彩さんですね…。私は、澄風なぎさです!

月影 澪彩

敬語じゃなくて平気!よろしく。

澄風 なぎさ

分かった!

すると、前から二人の男性が走って来た。

火桜 柳

は…早…

鏡狂 悠斗

走るの早いぞ、澪彩!

月影 澪彩

ごめん。というわけで、二人も自己紹介して。

鏡狂 悠斗

おい…分かった。俺は鏡狂悠斗、よろしく。

火桜 柳

俺もか…火桜柳。

澄風 なぎさ

二人共よろしくです。

メラノ

は、早いんだよーー!!
んで?どこにいるのさ!

檜木 梨緒

メラノはほんとに変わらないな?サボり魔。

メラノ

うるっさい!で、こいつ誰?

檜木 梨緒

うちの友達。

澄風 なぎさ

わ、わぁ……

メラノ

へーえ。あ、ボクはヴィンセント・メラニーノ。略してメラノ。
ま、よろしくネ。

澄風 なぎさ

はい!私はなぎさって呼んでください!

メラノ

なぎさ…へぇ。

檜木 梨緒

まぁ、この人初めてここに来たから。

メラノ

え、じゃあボクの異能見せちゃって良い系?

澄風 なぎさ

え…!?

月影 澪彩

…公園にした方がいいんじゃね?

鏡狂 悠斗

賛成だな。

澄風 なぎさ

じゃあ、近くの公園に行きますか。

そして、公園に向かった。

メラノ

さーてと、誰から異能いっちゃう?

月影 澪彩

私からで良い?

澄風 なぎさ

澪彩の異能か。

月影 澪彩

私はね…

と言った瞬間、10mほど遠い場所に移動した。

澄風 なぎさ

こ、これって瞬間移動?

月影 澪彩

そう、瞬間移動能力だよ。
周りの時間を止めて移動してるから、一応時を止めることも出来る。

澄風 なぎさ

凄い…!

火桜 柳

次は俺と…行こうか。

すると、近くにいた猫が勝手に動き出す。

火桜 柳

俺の能力は、力を操る能力だ。ただ、異能自体を操ることは出来ない。

澄風 なぎさ

へぇ…!

鏡狂 悠斗

あ、俺は治癒能力だ。

澄風 なぎさ

なるほど。

メラノ

ボークーのー出番だねっ!

月影 澪彩

くれぐれも気をつけてよ…?

メラノ

ボクの異能はよくあるけど、炎を操れるよ!

途端に、メラノの手から炎が出る。

澄風 なぎさ

きゃあっ!?

メラノ

大丈夫大丈夫。

檜木 梨緒

危なかったよ、メラノ!

月影 澪彩

こんな風な能力を皆持ってるよ。

澄風 なぎさ

とりあえず、皆の異能は知れたね。

澄風 なぎさ

他の人の異能も見てみたいなぁ。

と、その時だった。

星奈 雫

キャー!

良いから着いてこい!

星奈 雫

だ、誰か助け…

メラノ

あいつ、ボクの同級生!

澄風 なぎさ

マジかぁ!?

火桜 柳

任せろ

ぐあっ!?ち、力が勝手に?

男が完全停止した。これが、異能。

月影 澪彩

よし、腹パンしてやろ☆

澪彩が、瞬間移動して腹パンする。

ぐはっ…

星奈 雫

いったぁ。

女の子は、男に乱暴にされたからか擦り傷をしていた。

鏡狂 悠斗

大丈夫か?今俺の異能で治す。

星奈 雫

ありがとうございますー。

澄風 なぎさ

凄いな、皆。

檜木 梨緒

そうなんだよ、皆すごいんだよ。

梨緒の言葉に、全く持って共感出来た。

星奈 雫

あの、本当にありがとうございます。

月影 澪彩

無事で何よりだよ。

星奈 雫

自分、星奈雫って言います。また会う機会があったら、よろしくお願いします。

澄風 なぎさ

星奈さん、か。

星奈 雫

では!

彼女はそう言って、颯爽と去っていった。

檜木 梨緒

さて、もうそろそろ帰るか。

月影 澪彩

いや、泊まっていってよ!

檜木 梨緒

良いの?

鏡狂 悠斗

俺はいいと思うが。

火桜 柳

そうだな…俺も。

澄風 なぎさ

私も、ここに泊まってみたいな。折角来たし。

檜木 梨緒

わーった。そのかわり。

メラノ

え?その代わり?

檜木 梨緒

焼肉行くぞお前らあああああ!!!!

メラノ

何でぇぇぇぇぇ!?

澄風 なぎさ

梨緒ちゃん!?

こうして、何故か焼肉に行くことになった一同であった…

天宮

一話で100タップ越え…ちょっと心配です。
まだ出て来ていないキャラさんも、今後ちゃんと出します!

天宮

では、また次回〜。
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この作品はいかがでしたか?

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コメント

19

ユーザー

私!出てた!嬉しい!(語彙力)

ユーザー

おおー!!! 待ってました! 続き楽しみです!

ユーザー

オオォォォ(゚ロ゚*)(゚ロ゚*) 続き楽しみにしてます(๑•̀ㅂ•́)و✧

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