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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

S .視点

ゆうくんに連れられてここに来た

山の麓にある、少し大きめの一軒家のような建物

病院、というよりは、家の方が近い気がした

ゆうくんに呼ばれて家に入ると

青色の髪をした男の人と、

桃色の髪をした小さな男の子がいた

少し話した後

ゆうくんと青髪の人は荷物を運ぶ、と言って外に行った

それが数分前のこと

だから僕は、今、初めましての男の子と 2人っきりの状態や

何を話せばええんやろ

そんなことを考えていると、 男の子が口を開いた

N .( 現 )

ん ー と

N .( 現 )

はじめまして

N .( 現 )

おれは『 ないこ 』

N .( 現 )

よろしくね

S.( 現 )

… ぁ、えと

S.( 現 )

よ、よろしく、お願いします

人と話すことには慣れていない

そもそも、 ゆうくん以外と話すこと自体が久しぶりや

N .( 現 )

… 君の名前は ⁇

S.( 現 )

…… 初兎

そっけない返し方になってしまう

でも、僕はそれしか知らんからどうにもできん

N .( 現 )

初兎くん、ね

N .( 現 )

… 初めましてに兎、だったっけ ⁇

S.( 現 )

ぁ、と、

S.( 現 )

そう、です

N .( 現 )

……

黙ってしまった

やっぱり、僕の返しは あの子の機嫌を損ねてしまったんや

でも、そんなんどうでもええ

どうせ、向こうが関わってこんくなるだけで、

僕には関係ないんやから

S.( 現 )

そもそも、信用できへん、し( ぼそ

そうや、そもそも信用できるかもわからん人に

嫌われたところで何とも …

N .( 現 )

初兎、か

S.( 現 )

いきなり呼び捨て、 呟くような声

目の敵にでもされたんやろか

そう思った

せやけど、そのこが発した言葉は

N .( 現 )

いい名前じゃん

S.( 現 )

‼︎

僕の想像とは

N .( 現 )

初兎くんに、似合ってる

全く異なる

S.( 現 )

、ほんま ⁇

N .( 現 )

うん

優しい言葉やった

S.( 現 )

… あ、ありが、とう

N .( 現 )

N .( 現 )

ありがとう ⁇

絶対、何に礼を言われとるか、理解しとらんやろ …

……… やとしたら、さっきの言葉は無意識で出ていた言葉なんやろうか

人の期待を、いい方向に裏切る

この人ならええかもしれない、という

淡い希望を抱かしてくるこの言葉は

N .( 現 )

っと、そうだ

S.( 現 )

ちょっと前までは、人の話なんて、聞こうとも思わんかったんに

これも、ゆうくんのおかげなんやろうか

N .( 現 )

えっと、その兎、さん

N .( 現 )

そのコの名前は ⁇

S.( 現 )

‼︎

この子は、何度僕に期待させるんやろうか

S.( 現 )

えっとな、

S.( 現 )

このこはな ‼︎

S.( 現 )

らびまるっていうんやで ‼︎

N .( 現 )

らびまる …

N .( 現 )

かわいいね

S.( 現 )

せやろ ‼︎

S.( 現 )

らびまるはな、かわいいだけやなくって ‼︎

N .( 現 )

ぉわ、

N .( 現 )

うん

S.( 現 )

ぁ、

S.( 現 )

ごめ、ん

らびまるのことをわかってくれるのは

今までゆうくんだけやったから

名前を聞いてくれるのが

『 かわいいね 』って言ってもらえるのが

嬉しくって

…… でも、いきなり人が変わったように話すんは

迷惑、やろ

また、引かれるんやろか

『 たかがぬいぐるみごときに 』

なんて、思うんやろか

S.( 現 )

……

S.( 現 )

ほんま、ごめん

S.( 現 )

らびまるのこと、見てもらえるのが

S.( 現 )

久しぶり、で

S.( 現 )

……

S.( 現 )

迷惑、やったよな

S.( 現 )

ごめん、な

N .( 現 )

そっか

男の子の声は、

そっけないようだけれど、

暖かくて、柔らかかった

否定される、罵倒される時の

冷たくて、鋭く尖ったような言葉とは

真逆のものだった

その言葉で

冷たく避けられているわけやないという安心感と

男の子は、受け止めてくれただけで、 僕とは同じ気持ちではない、という

スッキリしない、もやもやした感覚に包まれて

S.( 現 )

… おん、

S.( 現 )

ごめん、な

やっぱり僕は、謝ることしかできんかった

N .( 現 )

N .( 現 )

別に、初兎くんが謝ることじゃないでしょ

S.( 現 )

… でも

それ以外、何を言えばいいのか、わからんのや

N .( 現 )

初兎くんは、

N .( 現 )

好きなものを好きっていうことが恥ずかしいことだと思うの ⁇

S.( 現 )

恥ずかしい、とはちょっと違うんよな

ただ、僕のらびまるへの愛は

『 限度を超えている 』 『 普通じゃない 』

ゆうくん以外の先生はそう言っていた

だから、僕がらびまるのことを話すと

みんなは、僕も、らびまるも

おかしい、っていう

だから、堂々と、『 好き 』って言えない

S.( 現 )

S.( 現 )

別に、恥ずかしくは、ないん、よ

S.( 現 )

ただ、

S.( 現 )

僕、は

N .( 現 )

………

N .( 現 )

ごめんね

N .( 現 )

こんなこと聞いて

S.( 現 )

ぇ、いや

何であの子が謝っているんだろう

悪いのは伝えられない僕なのに

N .( 現 )

おれがただ思ったことを言っただけだから

N .( 現 )

気にしないで

S.( 現 )

ぅ、うん

でも、たとえそんなことを思っても 僕は頷くことしかできん

だって、聞かれたところで、きっと答えられんから

聞かないでもらった方が、自分にとっても、ありがたいから

ほんとはこんな風に思いたくなんてないけど

仕方ないやん

僕には選んで使えるような言葉がなくて

だからと言って、ありのままを伝えるような勇気もない

ありのままを伝えて

あの子が離れていってまうのが

周りの人が、離れていくのが

“可能性”のある人が

離れていってまうのが

僕は怖いんや

せやから、しょうがないん、よ

僕は、そうする、しか

そうすることしか、

できんのやから

ようやく毎日投稿的な感じになった …

最近全く投稿してなかったからな ((

ちなみに今ね、書きだめしてるんだよ ‼︎

えらい ‼︎ 偉すぎる ‼︎ ←

ま、まだゆーての2こしかできてないんですけどね ((

さっきからこれ書きながら、

『 なんか言葉おかしくね ⁇ …… まぁいっか(( 』

みたいな思考回路になってるんですよねぇ 〜

なんかずっとかいてなかったからか、言葉がおかしい …((

しょーさんとかの思考回路がバグってきちゃうんですよね

書きながら自分でも頭にはてなマーク浮かべてるんで ←

ちょっとやばいかも ( えへ

頑張って読んでください(⁇)

   next ⤵︎

♡ →200 🌾 → 2

まぁ、nextいかなくっても、投稿するんですけどね((

おつるー 🫠😓🤗

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