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ピピピ、ピピピ、ピピピ……
目覚まし時計のアラームで目が覚めた。
時計の表示は朝の6時40分。いつもの起きる時間だ。
妙な夢を見たせいで、寝る前より疲れている気がする。
寝汗もたくさんかいて、下着だけでなく、パジャマまでが肌に張り付いていて気持ち悪い。
パジャマを脱いで体を見ると、相変わらず左肩の古傷が目立つ。
体を起こすと、枕元に見慣れない黒い封筒を見つけた。
封を切ると、1枚の手紙が出てきた。
手紙の表題は『アミキティア魔法学校・合格証明証』。
手紙には合格をした旨と、時期が来たら迎えに行くとだけ書いてある。
一晩眠っている間に、ぼくはアミキティア魔法学校に入学することになったらしい。