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???
部員
言われた通り、
相手のシマを荒らしてきました
相手のシマを荒らしてきました
アサガ
ご苦労さん
レオ
なぁ、シンの仲間を一人刺したんだってぇ
レオ
どうだった？
レオ
人を初めて刺した感触はどうよ
レオ
気持ちいいかよ
レオ
えぇ？
部員
ユイト
そこら辺にしとけよ、
レオ
へいへい
アサガ
部員を全員招集しろ、作戦会議だ
アサガ
これで全員...
ｺｯｺｯｺｯ...
アサガ
部長！！
部員はレオを除いて全員「部長」に 深くお辞儀をした
イリヤ
やぁ
イリヤ
私を差し置いて始めようとは悲しいな
イリヤ
シンの仲間を一人倒したんだって？
部員
はい！
イリヤ
君の活躍を今後も祈っているよ
イリヤ
私達は今までシンの元に膝まづいて生活してきた。
イリヤ
そんな生活ー？
やってらんねぇ〜！
部室には怒号の混じった 部員の声が鳴り響く
イリヤ
倒すべき奴は〜？
真っ先に葬る〜！
イリヤ
お風呂で最初に洗うのは〜？
二の腕〜！
レオ
レオ
はあ...
レオは小さくため息を零す
イリヤ
演劇部の意地見せたれ〜
おぉぉぉぉぉ！！
レオ
いいからよ、
レオ
はやく始めようぜぇ
【道徳劇】 レオ
ユウヤ
げんきだなぁ
【悲劇】 ユウヤ
ユイト
呑気なこと言ってる場合じゃないぞ
【傍白】 ユイト
アサガ
レオ、部長が話してる最中だぞ。
【独白】 アサガ
イリヤ
さぁ、ゲームを始めようじゃないか...
イリヤ
えっ
イリヤ
俺はなんの肩書きもなし？！！
イリヤ
カッコつけたのにぃ〜！！
レオ
こいつ大丈夫か？
レオ
頭のねじ...
ｽｶｯ...
アサガ
レオ、言葉を慎め
レオ
あっぶねぇなおい
レオ
アサガなぁに怒ってんだよ
レオ
刺してこようとすんなよ。
ユウヤ
話が逸れてるよ。
ユウヤ
時間が無いんだ、早くしようぜ
イリヤ
それもそーねん
イリヤ
んじゃ！
イリヤ
どうやってアイツらから勢力奪う？？
ユイト
他校は私達が統べています。
ユイト
ここはアイツらに味方している勢力から潰しに行くのはどうでしょう。
レオ
いや、ダメだね。
レオ
アイツらには沢山の勢力が屈服している。
レオ
そんなヤツらに手ぇ出してみろ、
レオ
きっと大勢敵に回すことになるぞ。
ユイト
でも...
イリヤ
レオの言っていることは確かに正しいな。
ユイト
ユウヤ
じゃあ周りの勢力を少しづつ
仲間にしていくのは？
仲間にしていくのは？
アサガ
んでもアイツらが乗ってくれるかだけど
レオ
ユウヤの言う通りにしたら？部長
レオ
大勢と戦うより大勢を味方にした方が
圧倒的に有利だぜ。
圧倒的に有利だぜ。
イリヤ
んー、いいんじゃない？
イリヤ
まー適当にパパって倒してパパっと
テッペンとろーぜー
テッペンとろーぜー
ﾄﾞﾝｯ
部員
ｷﾞｬｯ!!
レオとイリヤの顔の距離は僅か1寸。
レオ
俺らは本気なんだよ。
レオ
部長でも巫山戯た口聞くのはゆるせねぇ
イリヤ
イリヤは満足気にｸｽｯと笑った
イリヤ
ごめんごめん
イリヤ
目上の奴にこんな口聞ける奴初めてでさ
イリヤ
かわいいねぇ
レオ
おいてめぇ
ユウヤ
ストップストップやめろやめろ
ユウヤ
争っても仕方がないだろ。
ユウヤ
今仲間割れしたらどうするよ。
レオ
イリヤ
まずは放送委員会のヤツらから
仲間にしよう。
仲間にしよう。
イリヤ
情報網はアイツらが1番持ってるはずだから最初に仲間にしておいた方がいい。
イリヤはさっきと打って変わって神妙な顔つきだ。
イリヤ
君
部員
はいっ？
イリヤ
早速活躍の場を与えてあげよう。
イリヤ
ユイトと一緒に放送委員のヤツらに話を付けてきて欲しい。
イリヤ
生憎ここには放送委員は居ない。
イリヤ
もし断られたらこれを使いなさい。
イリヤは部員に何かを手渡す。
ｺﾞｸﾘ
部員は固唾を飲み込んだ。
イリヤ
んじゃ！がんばってねん
イリヤは颯爽と去っていった。
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