私の恩人。

暴言を吐かれて殴られたり蹴られたり。

これが日常なんておかしいんだ

羅々はまだ6歳。

親は羅々だけしか愛してない

私の事なんかみてくれない。

作り笑いもなれちゃった

またいつもの公園で寝よ。

選んだのはいつもと違う場所。

海の音で癒されたいな

明日は火曜日。

学校には行っていない。

行きたくないんじゃない。いけないんだ。

何でもかんでも制限されて。

だからせめて羅々だけは学校生活を送ってほしい。

羅々のランドセル背負ってる姿楽しみだな...。

それは5年前だっけ

私が8歳の時。お母さんと話してた。

もちろん、喧嘩みたいな。

｢ありがとう｣って言う言葉がとてつもなく嬉しかった

普通は多分...褒められることも全部

｢まぁ、できて当然｣

ですまされていた。

詳しくは｢ありがとう｣の言葉の意味は分からないけど

なんか得した気分。

誕生日ってなに？

なんか1回だけ記憶があるかも。

これは幼稚園ぐらいだっけ？

幼稚園だけはお父さんが通わせてくれた。

そしてお父さんだけとっても優ししてくれた。

羅々はまだ産まれない時だけど...

お母さんは仕事に言ってたけ。

今はお父さんはお母さんの厳しさ？に

耐えられなくて。

今はいない。

海空はなんにも触れずに話してくれていた。

海空が教えてくれた友達という関係

ドキドキする恋

大切な日のこと

海空の家族

海空の学校での出来事

とか、たくさん教えてもらった。

漢字も教えてもらった。

英語も難しい計算も。

優しかった。

幼稚園から9年間ぐらい感じてない

とっても優しかった

もっとたくさん話していたかった

言う側も言われる側も

とってもいい気分になれる言葉。

これも海空に教えてもらった。

生きる勇気をくれた。

まぁすぐ終わるなんて思ってなかった。

海空のせいじゃない。

それはね、

ぷっぷっぷーーー！！！

ドキドキするけどこれは恋じゃないって分かった。

これも海空が、教えてくれたんだね...