テラーノベル
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ではどうぞ
ワンク
kosame side
ザーッ、ザーッ
kosame
kosame
アスファルトを叩く雨の音と、 自分の荒い呼吸が混ざり合って 耳の奥で反響する。
ッ、
kosame
くつはいてないし、 たくさん走ったから足痛いッッ
kosame
雨もふってて寒いしッッ
家から飛び出して、 どれくらい経ったんだろッッ、?
kosame
ドクンッ
はッ?裏切るのッ…? あんたまで……!?
ドクンッ
kosame
黙って従えよッッ!? この出来損ないがッッ!!
ドクンッ
kosame
kosame
気持ちッわるッ、
息と一緒に嗚咽が漏れ、 視界が歪んでいくような気がした。
kosame
kosame
バチッ
雨、強くなってきてるな…
身体に雨粒当たって痛いッッ
kosame
涙が頬を伝うのか、雨が流れているのか自分でもよく分からないまま、膝を抱え込む。
家では必要とされなくて
だから逃げてきたけど、 逃げたところで行くあてもなくて
気づいたらよく知らないとこにいて
雨という天気にさえ、 何故か勝手に否定された気がして
kosame
kosame
kosame
kosame
周りを歩く大人は、 みんな助ける訳でもなく ただただ変な目で見てきて
よろよろと、 少し大きい木の下まで歩く
…体力も気力も、もう残っていない。
いったん、この木の下で少しだけッ
kosame
少しだけ寝て休もッッ、、
kosame
kosame
目を閉じたあと、 雨音だけが、遠く近く、耳を包んだ。
晩飯の買い出し帰り
natu side
lan
mikoto
晩御飯の買い出し。みんなで来ると余計なもんばっか買っちまうから面白い。
illma
suti
natu
ガサッ
ぅう""、グスッ
一瞬、足が止まる。
natu
natu
……泣き声?
illma
illma
natu
そう言っても、 みんな首をかしげるだけ。
mikoto
lan
suti
俺だけ聞こえたんかな…
えッ、こわッ、、
……怖い。ッけど、気になる
natu
natu
illma
natu
タッタッタッタッ
illma
suti
買い物袋をいるまに押し付けて、音の方へ小走りになる。
雨に煙った視界の向こう、少し大きな木の根元に、何かがしゃがみ込んでいた。
最初は、猫かと思った。
けど近づくにつれ、それが小さな人の体だと分かる。
びしょ濡れの髪、泥で汚れた膝。
natu
抱えた腕には薄く痣が浮かび、震えが止まっていない。
心臓が、ドクンと跳ねた気がした。
見知らぬはずなのに__。
どうしようもなく、 放っておけなかった。
natu
返事はない。 肩を軽く揺すっても反応しなねぇ……。
そっと手を伸ばし、小さな手に触れた瞬間、冷たさに息をのんだ。
natu
……まだあるっぽいな、、
こいつを、、
natu
そう思い、こいつを抱き上げ 俺が就いてる総合病院まで走ってった。
next♡100
駄作だけど、 頑張ったので褒めてください()
コメント
6件
遅くてごめんねぇ、、、 夏休みあと2週間なのに課題1つしか終わってないんだよね笑 お話しの進み方っていうのかな、?めっちゃすき!! 課題、、やる気でてきた!
わぁ〜✨続き楽しみに待ってます💕