唐突に書きたくなったから書く曲パロ。
曲は予想してみてね
………
まだ頭の整理が出来へん…
まぁ考えてみるか
えっと、十四時過ぎに起きたんやんな
…まだ目がぼやけとる
はぁ、このままずっと寝てたかったな…
また今日来やがって…チッ。
まぁ、始めるか
これから俺の最後の演劇や。
今は42度。
はぁ………
ため息とスモークが交ざる。
あ、リンスー切れてたんや
洗濯も溜まっとるわ………
………まぁ、もうええか。
狭くなったベランダみたいやな…
…感情のごみ溜めみたいな。
でも
それが俺なんや_______。
さぁ!
何処までだって行こうや!
けどお前は
いや、ここまでだ。
って笑うんやろなぁ
折角逃避行の為だけに
この逃げ場すら無い世界で生きとるっていうのに。
恐れはないな?
もうないや。
…歩き疲れたな。
ならここらで
終わりにしようか。
愛おしくて堪らないんや
って
飼い慣らし過ぎた彼奴を
力いっぱい抱きしめて
手を繋いで
その時彼奴の中に見えた怠惰が
こっち見て笑ったんや
憐れむような、遠い目で
こんなもんさ
って何度も何回も。
さぁ
何処までだって行こうか
なんて言ってる俺だって
本当は此処までなんだってわかってる。
そんな
そんな行き場の無い世界に
一つの花束を添えてやる。
もうなんでもいいよ
って言うお前に
俺も同じように
もうええよな。
って返す。
だって
見渡して見た限り
俺だけ
置き去りにされてるみたいやから。
嗚呼もう
散々や!
って嘆いた、
もう数え切れないほどには
何回だって憂いた。
誰か助けて………
いつかどこかに向けて投げた宛名のない助けは
誰にも届かなかったみたいや。
もう何にもないよ
もう無い!
ここはまっさら
何も無い土地だけが広がってるんや!
そんな殴り連ねた言葉を胸に抱えて
終わりまで歩いて行こうか。
嗚呼
これでよかったんや
そう、これでええんや
これでいい、これでいい
狂ったみたいにこれでよかったって
何度も何回も同じ言葉を唱えて
手を伸ばしたけど掴めなかった
そのせいで消えていってしまうユートピア
あの時きっと。
なぁ、聞いてる?
きっと、きっと。
引き返すには少し遅すぎたんやと思う。
さよなら。
終わりを告げた。
………
グルッペン
綺麗な日だったな。