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信じられるだろうか 一人降り始めたのを皮切りに 夜空の光粒たちは次々に綺麗な弧を描き 見上げる俺たちの下へと降り注いだ
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤの言葉に泣きそうになった 締め付けられるように、張り裂けそうなこの胸がぐっと縮こまり思わず言葉に詰まる。
どんなことがあっても…? 仲良し…? それは、つまり……。
相も変わらずその先の答えが その先の一言がとても恐ろしく 同時にたまらなく知りたかった
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
カケル
あぁ、流れ星よ
時間を止めてくれ
時間を巻き戻してくれ
この先を知ってしまった時 俺は幸せな結末に出会えているだろうか
カケル
終わるくらいならこのままでいい このままの関係でいい
逃げたくなる 知りたかった結末を知ってしまったら それが望むものでなかったとしたら
この先に進んでしまったら。
カケル
カヤ
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カヤ
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カケル
カヤ
カケル
カヤ
カヤ
カヤ
カケル
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
カケル
カケル
カヤ
カケル
カケル
カヤ
カヤ
カヤ
カケル
カヤ
苦しい胸の内を吐き出しても カヤは優しく暖かく正面から 俺を大事に受け止めてくれた
夜空では降り注いでいた星々は いつのまにかすっかり見えなくなり 向かう先に帰って行った
カケル
カヤ
カケル
カヤ
重ね合った唇に残った感触だけが 暗くなる空の下に残っていた。