番外編を異様に書きたいんだ今
なんかこの流れ既視感あるだろうからやめるね()
𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
約100年前──
人外が出現しだした時
この時期、人間達は「自分達より力を持つ種族」に恐れをなしていた
その時期、僕は孤児院にいた
子麦粉(幼)
お兄さん
子麦粉(幼)
お兄さん
子麦粉(幼)
お兄さん
子麦粉(幼)
お兄さん
子麦粉(幼)
記憶に古いのは雪遊びでは無くこの会話だった
なんとなく「幸せだったこと」を証明してるように思えた
次に古いのはお客さんとお兄ちゃんが話してる時だった
買い手
お兄さん
買い手の人とお兄さんが言い争ってるのが1番印象的だった
お兄さんが怒っているのは見たこと無かったんだと思う
子麦粉(幼)
お兄さん
買い手
お兄さん
お兄さん
買い手
お兄さん
買い手
お兄さん
お兄さん
買い手
買い手
コツ、コツ、コツ…
子麦粉(幼)
ギュ
子麦粉(幼)
お兄さん
子麦粉(幼)
お兄さん
子麦粉(幼)
よくこうやって褒められたのを覚えている
また大きくなって、僕はその人の手伝いをしてた
琥珀の琥に兎で「琥兎‹こつ›」というらしい
お兄さん
子麦粉
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
カチカチッ
フッ
お兄さん
子麦粉
ガシ
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
パリンッ!!
お兄さん
子麦粉
お兄さん
スッ
子麦粉
子麦粉
お兄さん
子麦粉
次目覚めた時は、牢屋で僕じゃ無い僕がいた
子麦粉
子麦粉
子麦粉
研究員
子麦粉
研究員
研究員
子麦粉
その言葉だけで自分が本当に攫われたことと
モルモットにされた未来がこれということを理解した
だから僕は演じ切ろうと思った
子麦粉
研究員
子麦粉
「通常よりも幼い人間」
それを演じようと思った
多分変わらなかった
次の日体にたくさん刺されたプラグが何年経っても取れなかった
「ああ、電気が使えるのか」って思った時にはもうそれ以外考えたくも無かった
考えていると体中痛くなっちゃうから
中の人を抱くことしかしてなかった
子麦粉
子麦粉
子麦粉
助けて…
〜〜〜〜!〜〜〜〜〜〜!〜〜〜──
子麦粉
子麦粉
ある日声がして見たら見張りの人が大量の血を流してた
ただ「しぬんじゃないか」って考えてる僕がいた
でもしんだのはその人だけらしくて
次の日には向かいの牢屋の子が消えてた
またしばらく経った
ここら辺で100年くらい?多分ね
また研究員達の怒号が聞こえてきた
でも僕の前に現れたのは研究員の亡骸じゃなかった
血に塗れた…元々向かいの牢屋だった子
正直ここにいる方が苦しいと思ってたし、諦めてた
そしたら不意にすごい激痛が来て、何事かと思ったら
向かいだった子
向かいだった子
言われたからちゃんと使った
全部やったところで初めて顔見た
Ama.
子麦粉
Ama.
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
スッ…
バサッ
Ama.
子麦粉
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
Ama.
バンッ!!
Ama.
子麦粉
研究員
Ama.
ビリッ
子麦粉
Ama.
トッ
バリバリバリッ!!!
子麦粉
Ama.
研究員
研究員
Ama.
Ama.
子麦粉
子麦粉
Ama.
ビュンッ!!
研究員
研究員
研究員
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
子麦粉
Ama.
Ama.
子麦粉
ガッ
子麦粉
Ama.
子麦粉
ヒュンッ
子麦粉
Ama.
Ama.
Ama.
サクッ
Ama.
子麦粉
子麦粉
子麦粉
子麦粉
ビリッ
ピカッ
ゴロゴロ
研究員
研究員
研究員
研究員
研究員
シュンッ
子麦粉
Ama.
子麦粉
パァァァ…
子麦粉
子麦粉
子麦粉
やっとの思いで見つけた、頼っていいもの
意地でも縋っていたかった
Ama.
Ama.
途切れる言葉を繋ぎとめたのを聞いて、ふと空を見上げた
月は僕らなんか見えてないみたいに
呑気に青く、美しく光っていた
子麦粉
どこに行こうか
あまちゃんが小さいながらもしっかり指示を出してくれて
回復しながらだから、夜に溶け込む輪っかをだしながらずっと歩いた
「末義」という表札を見て、輪っかを仕舞ってからインターホンを押した
Ama.
子麦粉
Ama.
Ama.
子麦粉
ガチャ
末吉かき
末吉かき
薄く瞼を上げるあまちゃんを見て
その人はすぐ家に上げてくれた
「こいつ任せたー」って言って金髪の獣人さんにあまちゃん渡してた
そのまま一対一の対話になった
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
子麦粉
末吉かき
子麦粉
末吉かき
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
末吉かき
末吉かき
子麦粉
子麦粉
末吉かき
ワニ
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
・ ・ ・
子麦粉
末吉かき
末吉かき
子麦粉
末吉かき
末吉かき
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
子麦粉
子麦粉
ポロ
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
末吉かき
子麦粉
子麦粉
末吉かき
しばらくして僕の年齢が判明した
まさかの数字、115年生きてたらしい、ほぼ記憶無いけど
あまちゃんは実年齢でも30は行ってないって言ってた
あと世間のこととかずっと分かんないからことわざとか分かんなくて「週一で勉強会しよう」とか言われた、やだ
ただ約3名の頭良い人達の圧に負けるんだけどね…今はりーちゃんと教わるから良いけど
あーまー、とにかく何言いたいかって
僕は今、
みんなといられて幸せだってこと!
END:掴んだ幸せ
おまけ:再会
子麦粉
お兄さん
スササ…
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
お兄さん
お兄さん
お兄さん
子麦粉
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
お兄さん
お兄さん
お兄さん
子麦粉
お兄さん
子麦粉
子麦粉
お兄さん
お兄さん
子麦粉
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
お兄さん
子麦粉
お兄さん
お兄さん
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
子麦粉
お兄さん
お兄さん
子麦粉
お兄さん
バンッ!
吸血鬼
お兄さん
子麦粉
天使
お兄さん
子麦粉
吸血鬼
子麦粉
天使
子麦粉
天使
お兄さん
吸血鬼
お兄さん
子麦粉
お兄さん
天使
お兄さん
子麦粉
天使
お兄さん
ば〜い
コメント
3件
状況を見て色々察する…さすが末吉…(そこ?)