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最近またキミガシネにハマりまして…

カイさんストーリー見てちょっとやりたくなったんでやります

殺し屋パロみたいなもん あまりー しねた

𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡

…任務?

うん

俺は、1年間ずっとできてない

…少し、痛いから

ふーん…

話聞いても良い?

そんな大層なものじゃ無いけどね

昔、実の両親がしんでしまった

その1年後に親戚の家に引き取られた

ただそこは、裏に大きな根を張る社会への入り口だった

そこは今の俺みたいな殺し屋を育てるための施設のような場所だった

家族単位で子供を育て、1流にする

俺の全く知らない場所で、そんなことが行われてた

でもそこにはもう1人、既に子供がいた

Re:

………弱

Ama.

…?

Ama.

ゲホッ、ゲホッ…

Re:

そんなんじゃここじゃ生きてけないよ

引き取り手に元からいた子供

燐という男の子。 その時はずっとりーちゃんって呼んでた

Ama.

だって…こんなとこ…

Ama.

来たくて来たんじゃないよ…

Re:

じゃあお父さんに引き取られて無かったらどうしてたの?

それに何も言い返せなかった

ただ図星で言い返せなかった

Re:

先行ってるから、辛かったら勝手に休憩いれてもいいよ

ただだからこそ

Ama.

…俺も行く

闘争心のようなものが燃えたのかもしれない

そうして少し嫌悪な感じですごしてたある日

りーちゃんの部屋から声が聞こえたから少し行ってみた

Re:

……何

ちゃんとノックはした

それで少しの間があっても、

Ama.

目腫れてるよ

全然隠しきれてなかったから

立ち話するとお父さんに怒られるかもって、部屋に入れてくれた

Ama.

何かあったの?

Re:

……ちょっと

Re:

ちょっとだけ、思い出してた

Ama.

Re:

…………

Re:

俺、最初からここにいたんじゃない

Re:

お母さんも最初からいなかったけど、パパはいた

Ama.

うん

Re:

……でも、

Re:

しんじゃった

Re:

家が火事になって、パパと俺が建物に残されて、

Re:

パパが俺を投げ出した後に、建物に潰されちゃった。

Ama.

うん…

Re:

……だから、

Re:

たまに、思い出すと、

Re:

会いたくなかったなって

Re:

俺が最初から1人だったら、泣かないし、

Re:

だから…だから…

Re:

でも、もう、

Re:

お父さんも愛してくれない

Re:

俺にそんな才能無かったから

Re:

無かった…から…

Ama.

………………

Ama.

ごめん

Re:

…なんで謝るの

Ama.

ごめんなさい、

Ama.

ごめん……

Re:

…………

Re:

ぁ…ひっ…

Re:

ぅあああああ…

その日

初めてりーちゃんのことを知った

それからお互い結構気にかけるようになって

嘘みたいに仲良くなっていった

Ama.

今も俺が勝ったもんね

Re:

はぁ⁉まだ2個あるし!

Re:

その2個勝ってやる

Ama.

それでも引き分けだけどね

Re:

うるさい

頑張ってるな

Ama.

あ、お父さん

お前達に話があるんだ

Re:

何?普段何も話さないのに

その…なんだ

今度、家族で出掛けないか?

Ama.

珍しく休暇を貰えそうでな

Ama.

行きたい!

Re:

いつ⁉いつ⁉

日程はまだ決まってないが…

まぁそう遠くないうちに行ける

話は終わりだ、次の項目に行け

Ama.

うん!行こ!

Re:

ん!

タッタッタッ

Re:

今まで1回もなかったのに…

Ama.

ね!頑張ろ!

Re:

うん!

こういうので初めては、年齢的には子供じゃなくてもすっごい楽しみだった

そこにいて、初めての嬉しい予定だったから

そのためにもすごく頑張った

数日後、お父さんが変わってしまった

あの時言った出掛けは無しだ

Ama.

……え?

Ama.

なんで?

休暇を貰えないことになった

Re:

でも、約束、

俺に言うな、そんなもの

すごく、冷たい人になった

今まで見え隠れしてた優しさも、見えなくなっちゃった

りーちゃんとちょっと話して、絶対おかしいってなったから、お客さんとお父さんが話してるのを覗き見ることにした

お客さん

調子はどうですか

……良いものと思いますか?

お客さん

おや、これは失礼

お客さん

今日訪ねたのはね、潮時だからですよ

お客さん

2日後、あの島に全ての候補者を集めます

な…

いくらなんでも急すぎます!もっと期間を空けて

お客さん

怖いですか?

…!

お客さん

それはそれは怖いでしょうねぇ

お客さん

我が子のように可愛がった養子達が、命を落とすかもしれないのですから

………

お客さん

それでは私は、もう要件は終わりましたので

Ama.

グイッ

タッタッタッタッ

Re:

あの人誰なんだろ…

Ama.

候補者“達”って言ってたし、俺達以外にもいるのかな?

Re:

………ねぇ

Ama.

ん?

Re:

少し話して良い?

Ama.

いいよ

Re:

……俺ね

Re:

お兄ちゃんもいるの

Ama.

お兄ちゃん?

Re:

うん

Re:

別の人が引き取ったんだけど、前連絡してもまだ返事が来てないから、

Re:

何かあるんだと思うけど…

Ama.

……さっきの、

Re:

うん

Re:

会えても、話せるかなぁ…

Ama.

………

Ama.

なんとか、サポートするよ

Re:

うん…

Re:

ありがとう

Re:

あ、あと

Ama.

Re:

……えっと…

Re:

…たまに撫でて欲しい

Ama.

Ama.

……いいよ

フワ、

Re:

んふ…

Re:

…パパの手に似てるね、あまおの手

Ama.

そうなの?

Re:

うん、デカくてゴツいから

Re:

……あまおの手は好きだよ

Ama.

俺のことは?

Re:

……………

Ama.

りーちゃん?

2日後、俺達は船に乗せられた

おそらく意図的に、その為に用意された島

たくさんの子供が、たった1つの生き残りの席を手にする為に、

自分を誰かの血で染める

俺は逃げていた

人をころす度胸なんて無かったから

Ama.

あ、りーちゃん!

Re:

あまお…

りーちゃんを探してたのもあったのかもしれない

Ama.

みんな、みんなしんじゃうよ

Ama.

さっき、黒髪のも…

2人で島を逃げようって

Re:

………

Re:

俺ももう殺したよ

言おうとしてた

Ama.

え……

Re:

俺は…

Re:

兄弟とも、ケリをつけないといけない

その時はりーちゃんの雰囲気が全然違った

Re:

……人を殺す覚悟も無いなら、

Re:

お前は生き残っても、いつか殺されちゃう

Re:

だったらここで殺してやるよ

Ama.

………

真剣勝負だった

でもりーちゃんも本気でころそうなんて思ってなかった

配布された短剣を、2人とも仕舞ってたから

結局、倒れたのはりーちゃんだった

初めてりーちゃんに勝った

Re:

……

Ama.

…りーちゃ

Re:

俺は!

Re:

……才能なんて何も無かったから…

Re:

お前みたいにガタイが良かったり、逆にお父さんみたいに小柄で身を潜めれるわけじゃない

Re:

……パパと

Re:

パパと一緒にいたかったよ…

また久々に、りーちゃんの叫びを聞いた

悲痛な、決して大きくない

周りに響くわけでもなく、俺にだけ響く叫びが

どうにも、虚しくて

Ama.

りーちゃん…

それに気を取られてたから

Re:

…!

ガッ

Ama.

おわっ

ググ…

最後の1人が、後ろにいることなんて知らなかった

ましてや

Re:

……ようやく姿見せたな兄貴…

Re:の兄

…!

りーちゃんの兄なんだから

ザシュッ

Re:

タダで死ねるかよ…

Re:の兄

りー…ぼ…

Re:の兄

……

Re:の兄

ごめ…ね…

Re:

………

Ama.

りーちゃん!

ドサッ

出血が酷くて、どうにも助かるはずなど無かった

Ama.

りーちゃん、どうしよう、治療…

Re:

…あま…

Ama.

りーちゃん、喋らなくていいから!

Re:

トドメ…

Ama.

りーちゃんのお兄さんもう…

Re:

違、う…

Re:

俺のトドメ…

Re:

お前が…刺してよ…

Ama.

……は?

俺達は治療なんて教えてもらって無かった

Re:

なんかさ…

その時の俺達にとって

Re:

ほぼ初対面のに…殺されるより…

Re:

お前に殺される方がさ…なんか…

Re:

寂しく無い気がする…から…

少しでも、明るい未来だった

Ama.

…何…言って…

Re:

だってさ…

Re:

俺にしてみたら…さ…?

Re:

あまおの方が…立派な兄ちゃんだよ…

Ama.

…………

もう何がなんだか分かんないし

……手だって汚したく無かったから

だから、だから、

ただ静かに、抱きしめた

Re:

…………え…?

Ama.

……りー、ちゃんが

Ama.

守ってくれた、手じゃん

Ama.

…初めて

Ama.

誰かに初めて、好きなんて言われたから…

Ama.

だから…

Re:

…………

Re:

ねぇ、あまお…

Re:

俺、死ぬの…?

Re:

怖…いよ…

Re:

怖い…よ…

Re:

……………………

Re:

あっち、行ったら…

Re:

パパに…あえるかなぁ…

Re:

は…ふ…

Ama.

大丈夫…大丈夫…

か細い

次第に細くなっていく声

それでも側にいることしかできなくて

何もできないのが情けなかった

Re:

あ…まお…?

Ama.

なあに?

Re:

…また…さいご…

Re:

なでて…ほしい…

Ama.

………

フワ、

Ama.

いくらでも撫でてあげるから…

Re:

…………

Re:

えへ…

Re:

だいすきだよぉ…あまお…

そしたら、笑ってくれたけど、

もうりーちゃんは、何も話してくれなくなった

それからまたしばらく経ったある日のことだった

お前に初任務の話が出てるんだ

Ama.

……

請け負ってくれるか?

Ama.

……うん

俺は誰もころせないまま

1流の殺し屋としての、任務を受けた

ふーん

子麦粉

それで僕と仲良くなったんだ?

Ama.

うん

Ama.

殺し屋まで依頼が来るとか、何したの

Ama.

それにこれ聞いてもなお俺といたら、俺がころしちゃうよ

子麦粉

あまちゃんに殺しはできないよ

子麦粉

…どう生きようか考えてて丁度良かったし

子麦粉

あまちゃんが僕を殺すなら、好きな時に殺してね

Ama.

……そっか

Ama.

少し昔のりーちゃん見てるみたいで辛いよ

子麦粉

そうなの?

Ama.

俺にとってみればみんな小さいからね

子麦粉

そっか…

Ama.

てか、なんでこんな抜け道知ってんの?

子麦粉

……………

子麦粉

昔に、少しね

Ama.

…………

Ama.

いつかこむちゃんの話も聞かせてね

子麦粉

……うん、

子麦粉

気が向いたらね

俺は人がころせない

あの時の、覚悟が決まってしまったあの子の顔が思い浮かぶから

それなら笑顔を思い出せる、兎のヘアピンを見ていたい

勝手に貰っちゃってごめんね

……

こむちゃんの話、いつ聞けるのかな

ば〜い

セブプラ真面目な短編・長編集

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うわぁああああん(இωஇ`。)

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