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空
マイキー
華の話を聞いた私は、何も言葉が出てこなかった
華
華
華
華
華
空
華が大きな瞳から涙をポロポロ流している姿をみて言葉が詰まる
空
華
華
華
華
空
ダッ
まだ頭の整理がつかないまま私は華を必死に追いかけた
華
空
空
華
華
華
空
お姉ちゃんは...!
お姉ちゃんは!絶対にそんなこと思ってない
空
華
空
華
止まらなかった、どんどん思っているとこが溢れて止まらなかった
空
そう、憎い、憎かった...
華
空
そう、姉は私によく華の話をしていてくれたそれが華だとは思ってはいなかったけど華を話している姉はとても幸せそうで...
そんな姉を思い出し華のことをもう憎めなくなった
華
空
空
私はもう華を許すことにした今はとにかく華を助けたかった
華
再び華の瞳から大粒の涙がポロポロと頬を伝っていた
華
華
華
空
空
華
プァーーーー!!!
私は目を見開いた
車が猛スピードで突っ込んできたのだ
華
空
私は必死に叫んだ
華
空
もう間に合わないと思った...だけど...!
華のその悲しい顔を見て私は無意識に飛び出していた
キキィィィ!!!!!
ドンッ!!!
華
空
痛い...今にも叫びたいほどに痛い...でも声がどう頑張っても出なかった
華
華
華が私の名前を呼んで叫んでいた
空
華
マイキー
華
ドラケン
三ツ谷
千冬
場地
空
目が霞んでみんなの顔がよく見えない
だけどみんな泣いていたのはわかった
空
華
タケミッチ
ヒナ
エマ
みんなして泣いてるのを見て何故か...おかしくなった
空
マイキー
空
ドラケン
華
空
華
空
マイキー
ドラケン
三ツ谷
千冬
場地
タケミッチ
エマ
ヒナ
空
空
華
空
意識が遠のいていく
空
空
華
空
華
空
マイキー
ドラケン
三ツ谷
空
ヒナ
エマ
あ...もう...意識が...
華
華
華
華
ごめんね華...幸せになってね
マイキー達も...もう少し一緒に笑っていたかったけど...みんなも幸せにね...!
お母さん...1人にしちゃってごめんね、でもどうか元気で
お姉ちゃん...今私も行くから...待っててよ!!