テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
宵
宵
宵
宵
akso、soak
宵
宵
宵
宵
宵
宵
俺としおが恋人だったなんて…
びっくりすぎる
あき
前世の俺はしおにデレデレで (しおもデレデレだったけど)
この前のように罵り合うとかはなかった
俺に、あんな言葉を言うしおは、 前世のことは思い出していないのだろう
あき
あき
前世の記憶とは言えど、 大好きだった人にその言葉を 浴びされるのは辛い
だが、しかし、しおには会いたいので 会社に行く準備を始める
あき
あき
言葉がふと出てきた きっとこれが俺の本心なのだろう
あき
俺の目標は、しおが前世を 思い出していても、いなくても、 もう一度しおを好きにさせることっ!!
あき
あき
考えもろくにまとまっていないのに、 なんで会社に来たのだろう
会議は2時間後だし、撮影は夜 全然関係ない時間に来てしまった
あき
あいつに会いたいがために
ちぐ
こちらをまっすぐ見ながら走ってくる 少年が─…いや、成人男性だなw
ちぐ
あき
ちぐ
ちぐ
あき
ちぐ
ちぐ
あき
申し訳ないなぁ…
あき
あき
ちぐ
その場にいたみんなってことは─
あき
ちぐ
しおも俺を心配してっ…?
ちぐ
あき
ちぐちゃんに動揺してるのを 悟られないように
いつものように返事をする
あき
ちぐ
ちぐ
あき
ちぐ
あき
ガチャ
ちぐ
あき
部屋全体を見渡す
もちろん彼を探すためだ
すると─…
綺麗な紫色の髪が目に入った
大切な仕事を行っているのだろうか パソコンとにらめっこしている
しお
ちぐ
しお
ちぐ
しお
えっ…って何? めっちゃ嫌そうな感じじゃん
しお
あき
しお
彼が深呼吸をした 何か言うつもりなのだろうか
しお
あき
本当に俺のこと… 心配してくれてたんだ…✨️
嬉しさで胸がいっぱいになった
しお
あ…違う、、、、、
あき
しお
言い返したら、前と一緒だ… でも……
あき
あき
あき
あき
やってしまった… これじゃ、しおに思い出してもらう どころか、嫌われる…
あき
大好きな人にあんな言葉… 言いたくなかった
でも…でも… 言わないと、すぐに涙が 出てきそうだった
いつもの俺ならあんなので泣かないし 言い返すだろう、そう思って言ったのだ
しかし、そのせいで俺が辛くなるなんて
あき
?
えっ…?
見られた…
あき
あきが俺にいつものように、 罵り出ていった
周りはいつものように呆れていた
これが俺らの日常
しお
信じてもらえないかもしれないが、 俺には、前世の記憶…というものがある
思い出したのは、 ころくんと出会った直後
そのとき、あきもいた
で、頭がビビッってなり、思い出した
前世は…
俺とあきは恋人で、同居もしていた
俺は…俺達は幸せだった
でも、世間はそんな目で 見てくれなかった
「男どうしなんてキモい…w」だの、 「頭おかしいんじゃないのかw」だの、 様々な言葉を言われ続けてきた
そのときは、まだ、 男同士で付き合うことが 世間に知られていなかったし、 俺らも知らなかった
でも、しょうがない
好きな人が男、ではなく 好きになった人が男だった ただそれだけ
酷い言葉を浴びせられ、 精神的にも、きつくなった俺らは ある決断をした
2人で一緒にタヒぬことだ
“2人で生きられない 世界なんていらない” “でも、タヒんでも、また 生まれ変わって恋人になろうね”
あきは、タヒぬ前に そんなことを言っていた
俺は、あきに生きてほしかった
でも、それは向こうも同じ
だから─…2人で手を繋ぎながら、 タヒんだ
生まれ変わり、記憶が戻った俺は、 どうしたらあきが…
愛しい元恋人が、幸せになれるのだろう
そればかり考えていた
俺と関わったことで不幸になったならば 関わらなければいい
あきは、普通に生活しているが、 俺のように、記憶を取り戻す かもしれない
もし取り戻して、 俺を好きになったら困るので、 嫌いになれるように、 あきを罵ることにした
しお
心が痛い
でも、これで良いのだ
“俺はあきだけ幸せになれば それで良いのだから”
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
宵
コメント
14件
もう今回もあきしお最高!!! あきしおどっちも前世の記憶があるんですね!!これからどうなるのかめっちゃ楽しみです!! このすれ違いはどうなるのか気になります!! 続きも頑張ってください!!
あきしおまじ大好きになる(๑♡∀♡๑)