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夏無 ナツナ
ポツポツ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
ザ-ザ-ザ-
雨がビニール傘に降り注いでくる
夏無 ナツナ
先程まで、赤色の絵の具が付いていた私の手
あの時の生臭さが鼻に取り付いて、のかない
夏無 ナツナ
私は、今日も人を殺した
自らは生きるのを諦めてるつもりなのに
何故か、人を殺して
ご飯を食べて、寝て
また人を殺す
夏無 ナツナ
黒色の絵の具が私の心を塗り潰す
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
意味不明な事を言って
自分を見失う
私は何をしてるんだろ
ザザ-ン
夏無 ナツナ
よそ風が気持ちいい
夏無 ナツナ
目を瞑り
目を開く
月明かりが私の横顔を照らす
夏無 ナツナ
そう思いだしたとき
太宰
夏無 ナツナ
海面から男性の足が見えた
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
私は、ヤケになり、大切な刀を地上に置いて海に飛び込んだ
夏無 ナツナ
太宰
夏無 ナツナ
太宰
夏無 ナツナ
太宰
太宰
夏無 ナツナ
太宰
太宰
夏無 ナツナ
太宰
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
太宰
コートを着ている男性は目を丸めた
そりゃあそうだろう
"普通"の人は断る筈なのだから
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
私は、自分の身体の水を手ではたき
セルリアンブルーの自分の髪を手でといた
太宰
太宰
男性が、突然腹を抱えて笑いだした
夏無 ナツナ
私は、黄色の目でその男性を横目で見た
太宰
散々笑った後に、男性は立ち上がった
何処かで、見た事があるような……?
夏無 ナツナ
太宰
太宰
夏無 ナツナ
夏無 ナツナ
太宰
夏無 ナツナ
太宰
夏無 ナツナ
太宰
夏無 ナツナ
この名前を素敵だと言ってくれた人は、名ずけ親の祖父だけだった
私を産んだ親は少々嫌そうにしていたのに…
この人は……私の名前を素敵だと言ってくれた
夏無 ナツナ
私は、素直に感謝の言葉を告げた
私は、結局あの人と仲良くなり
後日
その人の探偵社と云う所に入社する事が決まった
勿論今まで、殺し屋として過ごして来た私に
ビジネスなんてものは殆ど分からない
接客だって苦手分野に入ってしまってる
なのに…なんで私は断れなかったんだろ?
𝙽𝚊𝚖𝚎→月灯 夏無 ツキアカリ ナツナ 年齢/22歳 職業→殺し屋 異能力名「鬼灯り」 →相手の思考を読み取る事が可能 だけれど、必ず読み取った思考全てが完璧にあっている訳では無い ・ヤンヘラ製造機では、あるが本人は隠している ・口調が変わる事が多い