あなたと依存する夜

んぁ゛ｯ/////んぐｯ///

オレの性癖はずっと前からおかしかった

普通の行為じゃ満足できない

もっと縛って痛めつけてほしい

毎日毎日そんなことばかり考えていて

そしてこの間、

オレは妄想を行動に移してしまった

SNSで知り合った50代のおじさん

そんなこと言ってる暇あったら早く犯せよ

一回だけ

一回だけだから

今だけは悪い子に。

もうしばらくは勘弁だ

なんてこと思っていても

性欲には逆らえないもので

オレも懲りないな、なんて思いながら

ひたすら連絡を待った

珍しい

まあ会ってみるだけでも

別に期待なんてしてないけど

この時はそんなことを思っていた

待ち合わせ5分前

目印はオレンジに緑のメッシュ

随分とチャラそうなやつだ

着いた、というメッセージを確認して軽く周りを見渡す

トントンッ

フードを被っていても顔が整っているのがわかる

彼は慣れた様子でホテルまで案内してくれた

声に出して読まれると気恥ずかしい

SMは初めてだ

この時、甘く見ていたのが大間違いだった

初めて明るい場所で見た彰人の顔は美しかった

ただただかっこよくて

自分でも頬が熱くなるのがわかった

オレは今からあのイケメンと、、

もうのぼせそうだ

ドサッ

彰人がオレに覆い被さるように押し倒した

オレの膝にわざとアレを押し付けてくる

なんだろうか

今までで1番

恥ずかしい

チュッ

舌をいれてきた

すごく熱くて

溶けてしまいそうになる

ゴッチュンゴッチュン

そう言いながらオレのお腹をトントンッと軽く叩いた

逃げたいのに

手足をがっちり固定されていて

少しも動けない

言葉責めされながら奥を突かれるのがこんなに

ドチュッゴチュッ

彰人が近づいてきて耳元で囁かれる

ないはずの子宮が疼く

ドチュッドチュッドチュッ

ゴッッチュン

ガシャガシャガシャ

手足についている拘束具が激しく音を立てる

一気に視界が歪む

やばい、トぶ━━

目隠しをさせられる

彰人彰人彰人彰人あきとあきとあきと

彰人は不敵な笑みを浮かべながら舌舐めずりをした

ゾクゾクッ

あなたと依存する夜