綺麗な花火は、
抱き合う俺らの前で
記憶に残るほど濃く、
そして淡く散って行った。
まだ泣き崩れている暇ちゃんの
背中を優しくさすって、
俺も声を上げず、
静かに泣いた。
暇ちゃんはもう、すぐ、
死んじゃうんだ。
俺は彼の肩を抱いて
そう思った。
昔のように、強くはない
細くなった肩を抱いて。
花火が終われば、
…君が。
アナウンス
アナウンス
アナウンス
丘の下からは、
花火に感動した人たちの、 拍手と歓声が聞こえてきた。
すち
暇72
LAN
LAN
すち
すち
こさめ
こさめ
すち
みこと
みこと
すち
いるま
すち
LAN
らんらんは声をあげる。
それと同時に俺も暇ちゃんを見る。
…暇ちゃんが、
両腕を抱えて、震えていた。
こさめ
こさめ
みこと
みこと
いるま
いるま
すち
…あれ、
また、
俺の、せい…?
暇72
コメント
21件
え?なつくん、、?そんなことある? すちくんのせいなのか、、、? なつくんまだ生きてくれぇぇぇ!!
なつくん生きてくれお願いだ お願いだから。゚(/□\*)゚。わ~ん ((最近見れてなくてごめんよー。 ゚(/□\*)゚。わ~ん