私は梵天の一員だ

夜月side

梵天幹部会議中 夜月は1人部屋で自分の事について考えていた

すると

ｺﾝｺﾝ

扉の先から聞こえたのは部下の声 先程のご飯を頼んでいた部下だ

扉の前でご飯を渡すと,部下は「水を飲ませて頂けませんか」と夜月に伝える

彼女は彼を受け入れ部屋へ入れる

台所で水を飲ませてもらった部下はポッケに入っている銃に手をつける

彼等はたわいもない会話をする

ぼそっと部下が呟けば,彼は彼女に銃を向けた

彼は彼女の心臓目掛けて撃つ

ﾊﾞｧﾝｯ＿！！

夜月の部屋に発砲音が響いた

彼女は銃弾を避ければ部下に小型ナイフを投げる

彼女が投げたナイフは部下の胸辺りに刺さる 部下は血を流しながら倒れた

部下の息は段々浅くなり呼吸が出来なくなる 意識も朦朧としてる中 夜月の部屋の扉が勢いよく開いた

梵天幹部達だ

その瞬間夜月は途端に呼吸が浅くなる

呼吸困難になり始めた彼女は何もかもを無視して部屋を猛スピードで出ていく

首領の指示が出る前から彼等は夜月を追いかけて部屋を出た

残った首領は1人状況を整理している

佐野side どーゆー状況だ、？なぜ此奴はここに倒れている？ 夜月の部下だよな、死んでる さっきの発砲音は夜月が撃ったのか？ でも理由なく撃つような奴では無い…

違うの

違うの違うの、私じゃないの

あの時撃ったのは自己防衛なの

夜月は彼等から逃げるように全速力で走る

無理、無理だよ

止まったら責めるんでしょ、なんで撃ったのって

あの人達みたいに…

彼等は全速力で彼女を追いかける

が、差は縮まる事はなく段々と距離は空いていった

曲がり角で夜月を見失った彼等は 自分達の部下を手配し手分けして夜月を探す

なんで他の部下も居るの 私の事なんか探し回らないで

要らない子でしょ

結局信用なんてしてないでしょ

彼女は頭の中が嫌な妄想でぐるぐるしていた

挙句の果てには其の場で吐いてしまい

其の場に小さくうずくまった

すると横から声がして 夜月は即座に横を向き銃を向ける

夜月は相手の顔を見た途端力が抜け 銃を其の場に落とし震え出した

里々奈は夜月の頬に手を添える

ここまで見て頂きありがとうございます！ 実は先日100いいね突破しました🥳

見てくれた皆様のお陰です︎、ありがとうございます！

これからも応援して頂けると嬉しいです はーと、こめんと、ふぉろー宜しくです