美咲
今日は昼ご飯なんなの?
美咲の母
楽しみにしておいてね。
久しぶりに奮発して作っちゃうわよ!
美咲
八百屋で買ってきた唐揚げとか
そんなのばっかりだったね。
もうあれはうんざりだよ
圭(けい)
玄関のドアを開けて
圭(けい)
美咲
今日は宿題で忙しいん
じゃなかったの?
圭(けい)
てさ。教えてくれよ
美咲
教えてあげるよ
美咲の母
ゆっくりしてってね
圭(けい)
その時外から大きな物音がする
美咲
美咲
圭(けい)
小さな発展もしてない村をなぜ
攻めてくるんだ?
美咲
この村は柱の人たちの
隠れ拠点なんだよ。
最近洋がまた攻めてくる
ようになったから
ここを隠れ拠点にしたんだ
圭(けい)
美咲の母
美咲
2人とも逃げて、
私が引きつけるから
圭(けい)
さすが軍員だよ
美咲の母
死ぬんじゃないよ
美咲
美咲は自分の部屋に行き立体機動装置とふたつの鉄砲を手に取ると家を飛び出した
美咲
その間に私がどれだけこの村を
守れるかがかかってる)
みさきは軍部の本部に電話をかける。
美咲
ただいまA村で洋の軍団が攻めてくる
のを確認.今すぐ柱を手配してください
本部の人
美咲
海岸付近はやられてるだろうね。)
立体機動装置を使い屋根の上に登る
美咲
10.20...いや15人ぐらい.
少なすぎないか?
柱の隠れ家と知ればたくさんの
軍隊が来るはずだけど、おかしいな
美咲
何?胸が熱い。
これは弓矢?...
そのまま倒れ込む
美咲
奴らがいる。
もう村全体は包囲されてるのか
なるほど柱を逃がさないために..か
美咲はそのまま近くの家の窓を突破って入る
美咲
住民の人
それに急にどうしたんだい
軍隊の方かい?
美咲
大きな音がしたら地下に隠れる。
あなたの家にも地下があるでしょ
貴方もしかして引っ越してきた
ばかり?
美咲
住民の人
軍隊の奴らはいないのか?
美咲
いない.この村には
私しか戦える人がいないって事
住民の人
君1人で解決できるもんじゃない!
美咲
でも柱が来るまでは頑張るしかない
とりあえずあなたは地下に逃げて
住民の人
住民の人が地下へ行くのを見たあと 背中に刺さった矢を抜いて少しだけ持っていた包帯で応急処置をする
美咲
さてどうしようか。
美咲
その時窓から人が入ってくる
小春(洋の軍団の軍員)
あなたは柱だね?
美咲
美咲は小春に銃口を向ける
小春(洋の軍団の軍員)
あなたは怪我をしてるみたいだし、
すぐに殺さなくても大丈夫だね
美咲
軍員だ
小春(洋の軍団の軍員)
その証拠は?
美咲
今から戦えばわかるよ
何とか立ち上がる
小春(洋の軍団の軍員)
背中は矢で刺されたというのに。
すごい生命力
美咲
傷は浅い。
小春(洋の軍団の軍員)
尊敬するよ。
喋ってる隙をついて 小春に銃口を向け2発撃つ
美咲
無駄なことしたな
小春(洋の軍団の軍員)
ないのなら柱はどれだけ強いんだ
すごい速さだ
美咲
もう1発撃つ
その後美咲はその場から立ち去り村の後方に回っていた敵を次々と倒した。
そんな中二人の敵に挟まれた
美咲
後ろのもう1人の奴に弓矢で撃たれそうになったがそれを空中バク転で避け 前にいた奴に銃口を向けようとした時 私の目の前に銃弾が見えた
菜奈
その人は私の前に飛び出し わ私の代わりに銃弾をくらい倒れた
美咲
その人は柱の泉 安子(やすこ)だった
安子
まだ終わってないよ
美咲は前を向きそいつを銃で殺した
安子
安心して
美咲
私なんて助けていただいて
ありがとうございます。
安子
美咲
しかし前方にいる敵は
15人ぐらいいます
安子
今他の柱達が前方に行っているから
もう安心して、
安子
その瞬間安子に再び銃弾がくらった
それを見た美咲はすぐさま 撃ったやつを見つけ出し撃つ
安子
ダメだ心臓の近くを撃たれた...
美咲
安子
美咲は安子を抱え 救護室へ向かう
安子
美咲
それより喋らないでください
もっと出血します
安子
だから私の代わりに柱になりなさい
美咲
私が柱なんて勤まらないですよ
安子
私は自主的柱を引退する
私はもう死ぬと思うから
美咲
安子
その後テントで簡易的に作られた 救護室に到着した 救護室にいた看護師は 「もう間に合わない. この重症じゃ安楽死の方がいい」 そう小声で言われた。 私が愕然とした中 安子は言った
安子
あなたが本部に伝えてください
泉 安子は死ぬ前に美咲という軍部の
人を柱にするように言ったと
看護師
わかりました。
あなたは柱の方ですね。
おつかれさまでした。
安子
柱が怪我したら嫌な顔で見る人
が多いのに
看護師
平等でありあなたの命はとても惜しいです。そんな看護師.この世にいる
自体おかしいことです
美咲
わっ私は、まだA村で戦わなくては
ならないのでこれから頑張ります
安子さんの分まで頑張ります!
本当にお疲れ様でした
安子
安子は微笑むと 看護師が安楽死用の注射を打ち 目を閉じてしまった。
看護師
怪我をしてる人は治療できる
こういう場合もあるけど
怪我したら必ずこの救護室に
来なさい。
美咲
私はまた地獄のような風景が広がるA村に戻った。その時にある人とすれ違った
菜奈
柱の泉 安子を見てない?
美咲
菜奈
急にごめんなさいね
私柱なのよ。
美咲
泉 安子さんなら見ました
菜奈
美咲
菜奈
美咲
菜奈
私は人の表情で相手が何を
考えているかわかる
美咲
菜奈
その瞬間菜奈が私の体を抱き上げ 近くの家の窓を突き破り何かから避けた
美咲
菜奈
誰かがいたから
菜奈の方を見ると後ろに誰かがいるのが見えた
美咲
菜奈
陽太
美咲
私はそいつに銃口を向ける
陽太
洋の軍団のものだ。
君たちに聞きたいことがある
菜奈
わよね?
陽太
辞めた。
君たちに聞きたいことがあるので
美咲
陽太
圭だよ圭
美咲
陽太
私は圭の兄だ。
昔まだ洋と日本との貿易が
盛んだった頃、
貿易船で遊んでいた私は
そのまま洋へと渡ってしまった
帰り方がわからず、
とにかく洋で生活しようと
思った時目に映ったのが
軍団になりませんかというチラシ