兵士
兵士
兵士
兵士
何分経ったんやろう…
いつの間にか倒れていて
いなくなったのを横目に 震える手で立つ
em
目の前が涙でぽたぽた流れ落ちる
廊下に戻る頃には もう夕方で
俺は痛む体を必死に動かした
em
em
em
目の前がよく見えなくて
足元が覚束ない
em
次の瞬間
私の目線は横になっていて
段々と意識が遠退いていくのを 感じた
あぁ
何でこんなところでって 感じやったわ…笑
次に目覚めた時には
病室で
瞼をごしっと擦って周りを見れば
そこにはゾムさんがいた
em
何でなんやろ…
私の目からは また涙が止まることなく 溢れ始める
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zm
頭は痛いわ
息は苦しいわ
身体中は痛いわで
苦しくて
頭も上手く考えれなくて
怖くなった
em
em
寝てるまま
バッと手をゾムさんに向ける
まるで
子供が抱っこしてというようだ
迷惑しか かけてへんのに
ほんまにバカやなぁ…と思う
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近づいてそっと上半身を 上げさせてくれるゾムさん
ぎゅっと私はゾムさんの肩に 顔を沈める
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涙がいつになっても止まらない
わたわたするゾムさんも気にせず
泣きじゃくる
em
em
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em
em
em
ゾムさんが皆にインカムを 流しながら
私を必死にあやす
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em
em
自分で言ったくせに 何を言っているんやろうか
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数分もすれば
皆がゾロゾロと中へと 入ってきた
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